ベタベタして真っ黒な換気扇粉マジックリンを使えばピカピカに
換気扇やその周りって、かなり汚れがちですよね。吸い込んだ油と汚れが、本体に付着して、こんな有様に…!
羽根も大変なことになっています。もはや絶望的。元の色が白だなんて、誰が想像できるでしょうか…?
こんな風に、油汚れがベットリとついた換気扇のお掃除は、毎回ため息が出ちゃいますよね。でも、コレを使えば簡単に落とせるんです!
花王
ワイドマジックリン
実勢価格:382円
必要なものは、粉タイプの「ワイドマジックリン」。これにお湯を加えるだけで、ガンコな油+ホコリ汚れが劇的に落ちるんです!
どういうメカニズムなのでしょうか? 以下に解説します。
お湯と粉マジックリンで汚れ落とし簡単にできる仕組みを説明!
粉マジックリン+お湯で、汚れが落ちやすくなる仕組みをシンプルに解説すると…。
・固まった油をお湯がゆるめる
・ゆるんだ油汚れを粉マジックリンの成分が分解してキャッチする
といった感じです。それでは実際の洗浄手順を見ていきましょう!
1.大まかな汚れをカードなどでこそぎ取る
実際につけ置きをする前に、使わなくなったカードなどで汚れの大きな塊部分をこそぎ落としましょう。汚れの大きな塊を取り除くことで、細かい隙間の汚れにも粉マジックリンの成分が染み込みやすくなります。
2.粉マジックリンにお湯を溶かす
洗剤を溶かすのによく推奨される温度よりも、少し高めの50℃程度のお湯に粉マジックリンを溶かします。あらかじめ厚手のゴム手袋を用意しておくと、安全に作業できます。
花王
ワイドマジックリン
実勢価格:370円
高温のお湯にこの粉マジックリンを溶かすことで、油汚れを溶かしやすくなるんです。
3.粉マジックリンのお湯につけ置き洗浄
お湯の中に換気扇を沈めます。ポイントはつけ置き+揺らすこと。50℃のお湯と粉マジックリンの成分で、汚れがどんどん浮いてきます。
真っ黒な汚れの下の色が判明新品の白さに戻りました!
どれくらい汚れが落ちたのでしょうか? 洗浄前と洗浄後の換気扇を比較してみましょう。
ギトギト汚れがびっしりと付いています。とにかく触りたくもない!
もはやおぞましさすら感じる四枚の羽根。元の色がわからない状態です。一般家庭で、ここまでハイレベルな換気扇のお宅は珍しいのではないでしょうか…。
まるで新品と見間違うくらい、ピカピカになりました!
羽根の色は、なんと真っ白でした! 洗浄前の黒さと比較してみてください。検証の現場で歓声が上がりました!
つけ置きできない羽根の裏はマジックリンの泡パックで洗浄!
羽根の奥部分など、つけ置きできないところは、泡タイプのマジックリンハンディスプレーを使って、泡まみれにした上で拭き取りましょう。説明書には5分と書いてありますが、20分ほど放置すると汚れが落ちやすくなります。
またその際は、モーター部や配線部などに泡が掛からないように極力注意した上で、十分に乾燥させてから取り付けてください。取り外し自体が難しい場合は、無理せず汚れを拭き取るだけにとどめておいてくださいね。
花王
マジックリンハンディスプレー
実勢価格:306円
換気扇のベタ付き汚れは、お掃除が面倒くさそうで、つい後回しにしがち。もしからしたら、大掃除の時に手が回らなかったなんて方もいるかもしれません。でも、今回ご紹介した粉マジックリンを使う方法なら、ごしごしこすらなくても、汚れをキレイに落とせるんです! 春の新生活がスタートするこの季節、ぜひ試してみてください。
ゴシゴシこすったりしなくても、揺らすだけで汚れが剥がれてきます。