生活が便利になるレンタル&サブスクサービスを徹底調査!
スマホの充電が切れたらコンビニでモバイルバッテリーを借りて、雨が降ってきたら駅で傘を借りる。今はスマホひとつあれば、洋服だって、家具・家電だって、クルマでさえも借りられます。
そんな「借りぐらし」ができる便利な時代がやってきました。
でも、「本当は買ったほうがお得なんじゃないの?」「借りるのはめんどくさそうだし、返すのはもっと大変そう」「借りられるのはどうせ中古で、いいものなんてないんでしょ」なんて思っている人も多いかもしれません。
そこで、さまざまなジャンルのレンタル&サブスクサービスの実力を、その道のプロとともにガチ検証しました。
今回は、急に雨が降りだしたときに役立つサービスとして注目を集めている、傘のレンタルサービス「アイカサ」に注目。コストや使い勝手をチェックしました!
傘のレンタルサービス「アイカサ」の実力は?
Natural Innovation Group「アイカサ」
Natural Innovation Group
アイカサ
実勢価格:¥140~
必要なときだけ借りられる傘のレンタルサービス!
日本初の本格的な傘のレンタルサービスとして、提供エリアが急拡大しているのが「アイカサ」。
突然の雨のたびにコンビニに駆け込んでビニール傘を買い求めていた人にとっては経済的にも◎。また、SDGsの観点からも注目を集めているサービスです。
傘は出先で借りて、自宅のそばで返すことも可能です!
▼メリット
- ビニール傘を買うよりお得
- 借りた傘は別のスポットでも返却できる
▼デメリット
- 広告が掲載された傘は見た目が気になる
「アイカサ」の利用方法は?
傘を借りるときは、レンタルスポットにあるQRコードを専用アプリで読み取るだけ。
レンタルスポットのロックが外れ、傘を取り出せるようになります。
「アイカサ」のレンタル料は?
24時間140円で借りれるので、ビニール傘を買うより断然経済的です。
最近はビニール傘もワンコインでは買えなくなってきています。1年で4~5本買ってしまうと、それなりの金額になります。
そんな今だからこそ、アイカサの24時間140円という価格は驚異的! 4回借りて、ビニール傘1本くらいの価格です。
無駄な出費を極力なくしたいという人にとっては、非常に魅力的です。
「アイカサ」の使い勝手を検証!
借りられる傘がどこに何本あるのかひと目でわかる
突然の雨に、慌ててレンタルスポットに行ってみたら、傘が1本も残っていなかった……。そんな残念な思いをさせないようにつくられているのがアイカサ専用アプリです。
どのレンタルスポットに借りられる傘が何本あるのかを、リアルタイムでチェック可能。本数に余裕があるところへ行けば確実に借りることができます。
レンタルスポットが設置されている場所を画像で見ることもできるので、アイカサがどこにあるのかわからないという心配もありません。
首都圏なら数百メートルごとにレンタルスポットがある
困ったときに使えなければならないサービスなので、レンタルスポットの数は気になるところ。
2018年12月に渋谷を中心とした50箇所からスタートしたアイカサは、現在レンタルスポットが急増中。駅や商業施設などでレンタルできます。
今後は首都圏のみならず、日本全国にサービスが広がっていくことが期待されています。
借りやすく、返しやすくて便利!
傘を2本同時に借りることもできます
一度に2本までレンタル可能なので、子供と一緒に借りてもOK。自宅に1本置きっぱなしにしているときに、もう1本借りることもできます。
広告がプリントされた傘は少し使いづらいかも
シンプルな傘であれば使いやすいですが、最近は広告の入った傘が増えています。そういった傘に抵抗がある人には使いづらいかもしれません。
「アイカサ」のメンテを副業とする方に話を聞いてみた!
今回の検証では、アイカサを陰で支える仕事を副業にする方にお話を伺いました。
関西在住のパティシエをされている40代の女性で、スキマ時間できる超便利な副業とのこと。バイト歴は4年だそうで、アイカサについて次のように語ってくれました。
急な雨で困ったときはアイカサをぜひ!(アイカサバイト歴約4年のAさん)
私はパティシエの仕事をする傍ら、お昼休みのちょっとした時間や、仕事がお休みの日を使ってアイカサのバイトをしています。アイカサが関西でサービスを開始した当初からなので、もう4年くらい携わっています。
私が行っているのは、傘がたくさんあるレンタルスポットから少ないところに移動させる仕事です。
傘を移動させるついでにレンタルスポットをキレイに拭いて、傘自体も除菌シートなどで汚れを拭き取ってキレイにしています。さらに、レンタルスポットに入っている電池の交換なども行います。
傘の置かれていない場所をなくすためには、天気が悪くなってから慌てて作業しても遅いので、晴れている日にスキマ時間を見つけて、キチンと傘の本数を調整しておくことが大切です。
私は大阪市の西区から神戸市の三宮までのエリアを担当しています。何十本もの傘をカートに乗せて運んでいると、関西という場所柄なのか、いろんな人が話しかけてくれます。
エレベーターのない駅などではカートを持ち上げて階段を上り下りするのを手伝ってくれる方も。おかげで楽しく働くことができています。
私自身もアイカサを利用しますが、男性の皆さんにおすすめしたいのは日傘としての利用。
男性だと日傘をカバンに入れて持ち運ぶのに抵抗がある人が多いと思いますが、アイカサなら日差しが強いときにパッと借りて、日が沈んだらパッと返してしまえばいいので、非常に便利なんです。
皆さんに喜んでもらえるように頑張っているので、ぜひ一度使ってみてほしいです!
【まとめ】べストバイに相応しいが、さらなる成長に期待!
検証では当初、最近街で見る機会が増えた傘のレンタルサービスについても比較を行おうとしました。しかし、エリアが限定された独自のサービスを除くと、現時点でこのサービスを展開しているのは実はアイカサのみ。
そこで今回はプロの意見もうかがいながら、アイカサの実力をチェック。Xなどでも利用者が絶賛している通り、非常に便利なサービスということで、ベストバイに認定しました。
実際にサービスを利用してみて驚かされたのが、その料金です。24時間140円というレンタル料金自体が非常にリーズナブルですが、月に何度借りても上限が560円というのもうれしい限り。
傘をなるべく持って歩きたくないという人であれば、月額280円の使い放題プランも選べます。
また、専用アプリの使い勝手も抜群。レンタルスポットがどこにあるのか画像で見てチェックでき、置いてある本数もリアルタイムで教えてくれるなど、まさにかゆいところに手が届くような感じです。
傘に広告が入っているのが玉にキズですが、料金の維持とレンタルスポットの設置場所を増やすためと思えば致し方ないところと納得できます。
今回の結論としては、突然の雨ならビニール傘を買うより140円で利用できるアイカサ一択! リーズナブルで無駄のないおすすめの傘レンタルサービスです。
以上、傘レンタルサービスのNatural Innovation Group「アイカサ」の紹介でした。傘を持って外出するのが面倒くさいし邪魔になる、突然の雨で買ったビニール傘が家にたまってしまい困る、といった人におすすめ。
気になったら、近くのレンタルスポットを検索してみてくださいね。
傘の売れ筋ランキングもチェック!
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月額280円の使い放題プランもお得です。