2022年のベストバイを発表! 「家電批評 オブ・ザ・イヤー」を解説
2022年も『家電批評』はさまざまな家電製品をテストしてきました。そこで1年の締めくくりとしてテストしてきた製品を振り返り、絶対におすすめしたいものをピックアップ。「家電批評 オブ・ザ・イヤー」として発表します。
この1年頑張った自分へのご褒美にも、大切な人へのギフトにもおすすめなベスト家電カタログです!
【家電批評 オブ・ザ・イヤー2022】の記事一覧はこちら
今回は、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2022」において、オーディオ部門のなかのANCワイヤレスイヤホン部門に選出されたApple「AirPods Pro(第二世代)」です。
Apple「AirPods Pro(第二世代)」
Apple
AirPods Pro(第二世代)
実勢価格:3万9800円
サイズ・重量:W21.8×D24×H30.9mm・5.3g(イヤホン)
連続再生時間:[ANC]最大6時間、[空間オーディオ]最大5.5時間、[オフ]最大30時間
Bluetooth:5.3
防水防滴:IPX4
▼テスト結果
総合点数 | コーデック | 再生時間 | 高音域 | 中音域 | 低音域 | ダイナミック(迫力) | 装着感 | 遮音性(ANC) | 通話/外音取込み |
47.1 | SBC、AAC | 最大約6時間 | 8.5/10 | 8.8 /10 | 8.5 /10 | 8.8 /10 | 4.5 /5 | 4.0 /5 | 4.0/5 |
- 音質:中音寄りのバランスで音の広がりや高音のヌケを感じられます。
- ノイキャン:効果を強く感じられ、中〜高音も軽減。公称で前機種より2倍向上しました。
- 使い勝手:通話品質や操作性もよく、空間オーディオも快適も楽しめます。
昨年はソニー「WFー1000XM4」が登場し、音質や機能性、ノイキャン性能でライバル機たちを圧倒しました。正直なところ、ソニー以上のイヤホンはしばらく出ないと予測していましたが、今年は数多くのハイエンドモデルが発売され状況が一変。
そこで『家電批評』では、ANCワイヤレスイヤホンの真の頂点を決めるべく、注目の10製品を集めてテストを行いました。
その結果、年間ベストバイを獲得したのがApple「AirPods Pro(第二世代)」。Apple特有のフラットで中音寄りの音作りはそのままに音質がアップデート。中音域の音の分離がよくなり、どの楽曲も楽しく聴かせてくれました。
また、除去しにくい中高音の人の声にもしっかりアプローチ。同じ室内での会話が遠くのほうで話しているように聞こえました。
前モデルと比べて何がかわった?
Apple
AirPods Pro
実勢価格:3万8000円
前モデルApple「AirPods Pro」と比較すると、イヤホンにH2チップ、充電ケースにU1チップを搭載しています。音質やANC性能はもちろん、タッチコントロールやセンサーが充実し、紛失した際も音を鳴らして捜せるようになりました。
「オブ・ザ・イヤー」を受賞した一番の理由とは?
iOSとの相性はもちろん 音質やノイキャンに欠点なし
Apple特有のフラット指向の音作りで、中音域寄りのバランス。またボーカルがウォームで音の分離がよく、AACとは思えないほどの高音質を実現しています。iPhoneとの相性は抜群!
「オブ・ザ・イヤー」を受賞した二番目の理由とは?
通話性能が高く聞き取りやすい声
マイクからの音の拾い方がよく、声がクリアな印象。また、周囲の音が極力抑えられているのも好感が持てます。
音楽鑑賞や普段使いなら最強!
ノイキャンと音質の両立は難しいという下馬評でしたが、それを覆して見事ベストバイを獲得した新型「AirPods Pro(第二世代)」。比較した10製品で評価上位の3製品は遮音性だけでなく音質評価も高かったですが、Apple「AirPods Pro(第二世代)」は頭ひとつ抜けた存在です。
とりわけiPhoneユーザーが多い日本市場との相性は抜群で、操作性が優れているだけでなく空間オーディオにも対応しているのも◎。価格は高いものの、オススメです。
以上、「家電批評 オブ・ザ・イヤー2022」において、オーディオ部門のなかのANCワイヤレスイヤホン部門に選出されたApple「AirPods Pro(第二世代)」の紹介でした。
引き続き、ベストだった製品をご紹介していきますので、お楽しみに!
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