<外部サイトでご覧の方へ>
見出しなどのレイアウトが崩れている場合があります。正しいレイアウトはthe360.lifeオリジナルサイトをご確認ください。

※情報は『家電批評』2020年3月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。

スマホの音楽をカーステで聴くなら
FMトランスミッターが便利です

(C) PaylessImages /123RF.COM

最近のカーナビやカーステレオは、USB端子やBluetooth機能を搭載していることがほとんどです。スマホなどを接続し、ドライブを盛り上げるオーディオとして重宝するこれらの機能ですが、少し前の車には付いていないことも多く、困っている方も多いのではないでしょうか。

そこで役に立つのがFMトランスミッター。FMトランスミッターがあれば、スマホ上で再生している音楽をFMラジオの電波に変換し、カーステ上で普段のラジオ同様に音楽を聴くことができます。

今回は、そんな最新Bluetooth機能を持ったFMトランスミッターを検証し、実力を比較しました。

FMトランスミッター5製品の
音色と立体感などをテスト

中国製メーカーが幅を利かせているカーグッズ界隈。FMトランスミッターにおいても性能や価格、デザインが似ている製品が多い中、今回テストするのは、Amazonや楽天などネット通販でチョイスした5製品です。

▼テストした5製品はこちら
・Shayson FMトランスミッター
・MEKUULA BC49AQ
・Tinzzi FMトランスミッター
・SANKUA FMトランスミッター
・Anker Roav FM TransmitterF3


チェックするのは、各製品の音質(40点満点)Bluetooth性能(20点満点)対応周波数(20点満点)操作性(20点満点)の4項目。テスト結果は4段階で評価し、ランキング化しました。

実際にテストしてみると、その性能の差が明確なことが判明。シガーソケットへの挿入がキツすぎて取り出しづらかったり、ボタンの反応が悪かったりと、そのポイントはさまざま。スペックなどで比較してもあまり分からない部分なので、この比較結果を参考にしてみてください。

わかりやすいボタン配置で操作性◎
Shayson「FMトランスミッター」

Shayson
FMトランスミッター
実勢価格:1880円


DC入力:12-24V
Bluetooth:5.0
USBオーディオ形式:mp3,wma,flac,wav,ape
FM周波数:87.5-108 MHz

▼テスト結果

  • 音質     : 35/40点
  • Bluetooth性能: 20/20点
  • 対応周波数  : 16/20点
  • 操作性    : 12/20点
  • 合計: 83/100点

1位はShayson「FMトランスミッター」。一目してわかるボタン配置で、操作性に優れている点が高評価でした。USBポートを2つ備えているのも実用性が高く、うれしいポイントです。もちろん音質も優れており、中音域の抜けがよく、キレイにバランスよく聴くことができます。

取り付けと設定はカンタンです。

まずは、スマホとFMトランスミッターをペアリングします。設定画面で接続を確認しましょう。

FMトランスミッターとシガーソケットに挿し込みます。ほとんどのFMトランスミッターはシガーソケットから電源をとります。電源が分離するタイプもあります。

本体で設定した周波数をカーラジオで受信できたら成功。スマホのApple MusicやSpotifyも再生可能です。

わかりやすいボタン配置で操作性良好のShaysonのFMトランスミッター。お手頃価格でカーオーディオとスマホが繋がるうえ、音質も
使い勝手も抜群です。

高いレベルでまとまっている
Anker Roav「FM TransmitterF3」

Anker Roav
FM TransmitterF3
実勢価格:3699円


DC入力:12-24V
Bluetooth:4.2
USBオーディオ形式:mp3, wma, flac, wav
FM周波数:78-90 MHz

▼テスト結果

  • 音質     : 35/40点
  • Bluetooth性能: 7/20点
  • 対応周波数  : 10/20点
  • 操作性    : 12/20点
  • 合計: 64/100点

2位はAnker Roav「FM TransmitterF3」。各種ガジェットで高い評価を受けているAnkerのサブブランド、ROAVの製品。低音は正直物足りないものの、全体的にバランス良く鳴らせています。対応周波数が78-90MHzと少ないので、密集地帯やトンネルでは干渉しやすいかもしれません。とはいえ、今回のテストでは干渉は気になりませんでした。総じてバランスの良い製品です。

便利なEQ付き
SANKUA「FMトランスミッター」

SANKUA
FMトランスミッター
実勢価格:1680円


DC入力:12-24V
Bluetooth:5.0
対応オーディオ形式:mp3, wma, flac, wav,ape
FM周波数:76-90 MHz
microSDカード・U-ディスク最大容量:64GB

▼テスト結果

  • 音質     : 28/40点
  • Bluetooth性能: 13/20点
  • 対応周波数  : 12/20点
  • 操作性    : 10/20点
  • 合計: 63/100点

3位はSANKUA「FMトランスミッター」。そのままの使用では音質が物足りませんが、EQボタンを押せば中~低音域がキレイに鳴ります。一方で高音部分はうまく伝送できなさそうでした。また、ホイール型のパーツが周波数を選ぶ際に便利なのですが、曲送りや曲戻しのボタンが小さくて押しづらいです。もう少し本体サイズが大きければ、操作性の面でも優秀な製品になったでしょう。

4位: 解像度の低さがネック
Tinzzi「FMトランスミッター」

Tinzzi
FMトランスミッター
実勢価格:2000円


DC入力:12-24V
Bluetooth/5.0
対応オーディオ形式:mp3, wma, wav,flac,ape
FM周波数:87.5-108 MHz
microSDカード最大容量:32GB

▼テスト結果

  • 音質     : 15/40点
  • Bluetooth性能: 13/20点
  • 対応周波数  : 16/20点
  • 操作性    : 19/20点
  • 合計: 54/100点

4位はTinzzi「FMトランスミッター」。全体的に解像度が低く、他の製品に比べて音質がひと回り悪い印象を受けました。シガーソケットへの端子が大きいのか、挿し込みづらく安定しなかったので、それも影響しているかもしれません。ただ、対応周波数が他製品と比べて多いので、そのあたりが気になる人にとってはオススメできる製品とも言えます。

5位: キツい高音が気になる
MEKUULA「BC49AQ」

MEKUULA
BC49AQ
実勢価格:2288円


DC入力:12-24V
Bluetooth:5.0
USBオーディオ形式:mp3, wma
FM周波数:87.5-108MHz

▼テスト結果

  • 音質     : 10/40点
  • Bluetooth性能: 13/20点
  • 対応周波数  : 16/20点
  • 操作性    : 5/20点
  • 合計: 44/100点

5位はMEKUULA「BC49AQ」。USBポートの付いた端子部分をシガーソケットに挿し込み、本体部分は吸盤もしくはクリップで設置する珍しいタイプ。しかし、音が悪く設置場所も限られるため、使い勝手はよくありませんでした。音質面では高音がキツめで耳につくことが多くて、音質が良いとは言えない製品でした。

USBポートが増えるので
充電も再生も可能です

FMトランスミッターを付けていて意外と便利なのが、USBポートが増えること。なかには2ポートある製品もあり、車内の貴重な充電スポットを増設することができます。また音源ファイルが入ったUSBメモリがあれば、そこから再生することも可能です。

以上、FMトランスミッターランキングでした。テストした5製品は、どれも最低限の機能を押さえていてヒドい製品はありませんでした。まだ未使用の人は、安いものから始めても十分利便性を感じられるはずです。