「家電批評」2024年ベストバイを発表!
雑誌「家電批評」編集部は2024年も、専門家とともに1000近い家電を徹底検証してきました。
そんな、「家電批評」編集部が2024年に見つけたおすすめアイテムから、とくにおすすめの“ベストバイ”製品だけを厳選した、「家電批評」2024年ベストバイを発表します!
自分用のご褒美としてはもちろん、家族や大切な人へのギフトにもおすすめなベスト家電カタログです。ぜひ参考にしてください!
【家電批評2024ベストバイ】の記事一覧はこちら
今回は、「Copilot+ PC」部門で選ばれたDell「XPS 13」です。
Dell「XPS 13」
- デルXPS 13
- 検証時価格: ¥319,980〜
- 基本性能
- ディスプレイ
- スピーカー
- 操作性
- 接続性
- 連続使用時間
- 携帯性
- Webカメラ
- おすすめポイント
-
- ベンチマークスコアが全体的に高い
- エンタメ用途にも使える画質・音質
- キーボードもタッチパッドも快適
- がっかりポイント
-
- ポートがUSB-Cのみで少なめ
- 幅
- 295.30mm
- 奥行
- 199.10mm
- 高さ
- 14.80mm
- 重量
- 1.17kg(約)
- OS
- Windows 11 Home
- CPU
- Snapdragon X Elite X1E-80-100
- ディスプレイ
- 13.4インチ・2880×1880px(OLED)
- メモリ
- 32GB
- SSD
- 1TB
Copilot+ PCってどんなもの?
「Copilot+ PC(コパイロットプラス・ピーシー)」とは、マイクロソフトが新たに定義したAIパソコンのブランドで、AI処理を担うNPUの搭載や、40TOPS(1秒間に40兆)以上の処理能力が要件に含まれています。専用のAI機能として「コクリエイター」、「ライブキャプション」などが利用できます。
「家電批評」2024年ベストバイに選ばれた理由は?
メインマシンに十分な性能で持ち運びやすい!
基本性能
全体的な性能がほかの製品よりもすべて若干高め。特にSSDが高速で、読み書きともにストレスを感じません。
ディスプレイ
映像は精細感があり、色域や色差も優秀。ただ、Intelモデルよりも全体が白っぽく、黒は墨っぽく見えます。
スピーカー
ツイーター+ウーハーの4スピーカー構成で、Dolby Atmos対応。音割れもなく、しっかり調整されています。
操作性
フラットなキートップは大きめで打ちやすいものの、かためなので長時間だと疲れるかもしれません。
接続性
PDとDPに対応した40GbpsのUSB-Cが、左右に1つずつと少なめ。Wi-Fi 7対応でBluetoothは5.4です。
Snapdragon X Eliteのなかでも仕様違いで基本性能がわずかに高い!
Snapdragon X Eliteのなかでも型番が「X1E-80-100」のプロセッサを搭載しており、「X1E-78-100」搭載の製品より全体的に高性能です。
さらにSSDの速度も読み書きともに、5製品中でトップでした。
3K OLED 60Hzの見やすい画質とライトで軽いけれど上手にまとまった音質
エンタメ用途にも十分使える画質と音質
ディスプレイはsRGB100%で色域※も広く、色差※も平均ΔE 0.45と色も正確です。動画再生は飛び抜けて高画質ではないものの、凝縮感があって良好。
ツイーターとウーハーの4スピーカーも、軽めの音色ですがうまくまとまっています。
※色域:人間の目で認識可能な色の範囲の中で、ディスプレイで表現できる範囲を数値化したもの。カバー率が高いほど優秀です。
※色差:基準の色とディスプレイ表示の色の差で、「ΔE(デルタイー)」という単位で表記されます。数値が小さいほど正確で、「ΔE=1」で2色を横に並べて比べると違いが判別できるレベルです。
まとめ:小型・軽量かつ高性能なCopilot+ PC!
以上、「家電批評」2024年ベストバイに選ばれたDell「XPS 13」の紹介でした。
引き続き、ベストだった製品を紹介していきます。お楽しみに!
ノートパソコンの売れ筋ランキングもチェック!
ノートパソコンのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
映像のキレイさはそこそこですが、比較的精細感があります。内蔵GPUの特徴なのか、全製品共通で映像の乱れがやや目につく傾向です。