プロ直伝! 自分にとっての「傑作家電」はどれ?
本音の家電ガイド『家電批評』は、カメラやAV機器、日用家電などさまざまなアイテムを忖度なしでテストし、高評価となった製品を「ベストバイ」としておすすめしています。
しかし、公平性を担保する以上、「万人におすすめできるアイテム」がベストバイになりがちです。でも、人間ひとり一人の生活や趣味嗜好は千差万別ですよね。
そこで、それぞれのジャンルを熟知しているプロたちに「自分にとってのベスト」を教えてもらいました。ただし、挙げてもらったアイテムをそのまま載せてはいません。実際に使用&比較し、プロと家電批評が認めたアイテムだけを厳選。
今回は趣味部門から自転車やバイクなど走る楽しみを格上げするアイテムをご紹介。デジタル系編集者のハナゾノゴウさんおすすめの「フィットネスマシン」と、マウンテンバイクを使ったイベント企画などを行っているアドベンプロダクツ代表の義村貞純さんおすすめの「電動空気入れ」をご紹介します。
まずはハナゾノゴウさんがおすすめするフィットネスマシンです。
バーチャル空間を仲間と走れる! Garmin「Tacx NEO 2T Smart」
Garmin
Tacx NEO 2T Smart
実勢価格:19万5800円
サイズ・重量:W575×D750×H55mm(設置時)・21.5 kg ワイヤレス通信:ANT+、Bluetooth 最大負荷:2200W シミュレーション可能な最大勾配:25% 測定精度:1%未満
「時間がないけど自転車で走りたい」。Garmin「Tacx NEO 2T Smart」は、そんな人にオススメの、スポーツバイクに取り付けるフィットネスマシンです。後輪を本製品に交換することで、エアロバイクのように室内でトレーニングが可能になります。
さらにスマホアプリやウェブサービスと連携すれば、負荷を加えて強度を上げたり、バーチャル空間を走ったりも可能。特にトレーニングサービスの「ZWIFT」との相性は抜群で、世界中のユーザーとバーチャルサイクリングやレースが楽しめます。暑すぎたり雨天だったりの悪条件でも、気軽に走れて快適です。
では、Garmin「Tacx NEO 2T Smart」がおすすめな理由をさらに詳しく見ていきましょう。
おすすめな理由1:自分の脚力が数値化されます
無料の「Tacx Training」アプリを使えば、ペダルを回したパワーを数値化してくれます。トレーニングをする際の基準数値になります。
おすすめな理由2:バーチャル空間の路面状況を再現します
Webサービスの「ZWIFT」に接続して使えば、バーチャル空間での坂道の斜度が上がるほど、負荷が大きくなります。荒れた路面では振動が伝わります。
次に紹介するのは、アドベンプロダクツ代表の義村貞純さんがおすすめする充電式空気入れです。
英・米・仏式3種類のアダプターに対応! マキタ「充電式空気入れ MP100DSH」
マキタ
充電式空気入れ
MP100DSH
実勢価格:1万4158円
サイズ・重量:W74×D235×H173mm・1.1kg(ともにバッテリー装着時) 最高圧力:830kPa(121PSI) 吐出量:10L/min(200kPa時) バッテリー:BL1015 10.8Vスライド式バッテリー
コンパクトな電動空気入れが増えていますが、高圧なスポーツバイクのタイヤに充填するには、半可なスペックでは対応できません。
その点、安心して使えるのがマキタ「充電式空気入れ MP100DSH」。電動工具メーカーらしいパワフルさで空気圧管理を容易にしてくれます。
電動化すれば自転車やバイクのタイヤの空気入れがラクになります
では、マキタ「充電式空気入れ MP100DSH」がおすすめな理由をさらに詳しく見ていきましょう。
おすすめな理由1:設定空気圧で自動停止
空気圧表示パネルで数値を設定しておけば、充填が自動的に停止します。
おすすめな理由2:さすが「マキタ」という安定感
60PSIまで充填するのに約1分15秒。ライバル製品より速く、動作も安定していました。
以上、「そのジャンルのプロ」がおすすめする、フィットネスマシンと充電式空気入れの紹介でした。今はスポーツやアウトドアのベストシーズン。「走る」ことを楽しんではいかがでしょうか。
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