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「スロードリッパー」で 格別かつ贅沢な時間を演出
コールドブリューはお湯で抽出したコーヒーを急速に冷ましたものより豆本来の風味を楽しむことができます。そして、水を使ってじっくりと抽出する方法は「スロードリップ式」と呼ばれています。
今回はコールドブリューが自宅で作れる「スロードリッパー」4製品を集めて、その実力を比較してみました。
テスト方法はこちら
1万円以上のモデルと、4000円以下のモデルを2種ずつ用意。同じ種類の豆でコーヒーを抽出し、味や抽出時間を比較しました。なお、味は老舗コーヒー店のプロに判断してもらいました。そこにドリッパー自体の見た目の美しさなども加味して、総合的にランキング化しました。
惚れ惚れするフォルムと 透き通るようなクリアな味
iwaki
SNOW TOP K8644-M
実勢価格:1万1140円
テスト結果はコチラ
味:◎
見た目:◎
抽出時間:2時間
口に入れてすぐにわかる“透明感”が素晴らしいです。コーヒーの口当たりの良さは4製品中ダントツ!雑味がほとんどなく後味もすっきりしているので、何杯でも飲みたくなります。
また、見た目の美しさも一級品。美しいフォルムは思わず見惚れてしまうほどで、インテリアとしても様になります。このクオリティで1万円ちょっとならば、十分に“買い”と言えそう。
アメリカ発の洗練デザイン お値段は少々お高め
bruer
コールドブルーアー
実勢価格:1万2777円
テスト結果はコチラ
味:○
見た目:○
抽出時間:5時間
豆本来のコクを十分に生かした味わいで、男性や氷をたくさん入れて飲む人にはオススメです。
爽やかなブルーが印象的。タンク部分に氷水を入れると、水滴がついてより一層美しく見えます。抽出時間は5時間と長めなので、就寝前にセットして朝飲むようにすると丁度いいかもしれません。
定番メーカーなのに 味がちょっとザンネン…
HARIO
雫 SBS-5B
実勢価格:3535円
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味:△
見た目:○
抽出時間:2時間
bruerに似たコクを生かした味わいですが、若干の雑味を感じます。
有名ガラス加工メーカーのHARIOらしい曲線的なデザインが目を引きます。わいなどザンネンな部分が残りますが、なんといっても3000円台という価格は魅力的。コーヒー器具に定評のあるHARIOだけに、味スロードリップの入門器具には十分でしょう。
C評価: 低価格で気軽に買えるけど
味・デザイン共にあとひとつ
iwaki
K8644-CL
実勢価格:1691円
テスト結果はコチラ
味:×
見た目:△
抽出時間:1時間
口に入れた瞬間、雑味が口いっぱいに広がってしまいます。丁寧にドリップした感覚があまりなくザンネン。
同じiwakiのドリッパーでもこちらは上部分がプラスチックで、あまり面白みのない直線的なデザインです。他のドリッパーに比べて落とすスピードが速く、手軽に飲むことができますが、味はそれなりといったところ……。
以上、スロードリッパーの4製品比較でした。
テストの結果、1万円以上と格安商品では大きな差がありました。木とガラスを使ったデザインが美しいiwakiのSNOW TOPは雑味のない味で、プロも太鼓判を押しましたが、さすがに1万円も出せないという人にはHARIOもオススメです。ガラスメーカーらしい美しい仕上がりで、十分にスロードリップの贅沢感を感じられますよ。