実際に使ってダメだったキッチンツールを発表!
「安かったけど、超使いやすくて便利だった」「高いだけで、見かけだおしだった」「かわいさに惹かれたけれど、お手入れがメンドウすぎる」などなど、キッチンツールは実際に使ってはじめて、その良し悪しがわかるものです。
とはいえ、試してから買うなんてことはできないしなぁ……というあなたのために、編集部がこの一年間で徹底検証して「これだけはオススメできない」というワーストアイテムをお教えしちゃいます。
もう、使ってからガッカリしたくない方、これからキッチンツールの新調を考えている方は、必見ですよ!
①1万円超えの高級品なのに、柄の凸凹が握りにくい包丁
「ステンレス包丁の300倍の耐久性」「25年間研ぐ必要なし」をうたうのが、こちらのエバーカットの包丁。でも、実際使ってみたところ、柄の凸凹が握ると痛すぎて、とても調理する気にはなれませんでした。また、長持ちテストでも、うたい文句に反してお粗末な結果に……。見た目はカッコイイだけに、ガッカリ感もかなりのものでした。
EVERCUT
EVERCUT FURTIF
エバーカット フルティフ
三徳包丁 19㎝
購入価格:1万4800円
柄の凸凹がとにかく握りにくく、使っていると手にめり込んで痛いほどです。使ったあとは、手に跡がつくほどでした。
柄の重さも気になります。明らかに刃と柄の重さのバランスが悪く、これでは使っていて疲れてしまいます。
ちなみに評価の高い包丁は、全体のバランスが均等で水平になります。
そして、「25年間研ぐ必要なし」という真偽のほどを確かめるためのテストも行いました。研ぎ石で刃をこぼれさせて、1年間使った状態を再現。結果は……エバーカットは15製品中13位と、最低レベルの評価でした。
②お手入れがメンドウで使うのがストレスなジューサー
フレッシュなジュースを家で飲みたい! と思い切ってジューサーを買ってみても、お手入れがメンドウだと結局使わなくなっちゃいます。ご紹介する2製品は、搾りかすがフィルターやケースに大量に残ってしまい、お手入れがかなりストレスでした。
[ティファール]
ティファール
インフィニープレスレボリューション
購入価格:1万7399円
りんごの形がそのまま残るほど、フィルターに大量のかすが残っています。
また、このどデカさ! キッチンのスペースを取り、存在感ありすぎです。当然各パーツも大きくしまう場所に困ります。
[象印]
象印マホービン
ジューサーBM-JG05
購入価格:6580円
このミゾに、搾りかすが大量にたまってしまいます。
肝心のジュースはというと、大量の繊維が残り、さらっとしていません。そのうえ、機械の嫌なニオイがしておいしくないという結果でした。組み立てのしにくさもネックです。
③煮豚が固く締まって美味しくない圧力鍋
圧力鍋テストでワーストになってしまったのがこちら。煮豚には火が通り過ぎてしまい、パサパサで身が固くなってしまいました。調理時間のスピードテストもイマイチというイイトコなしの圧力鍋です。
アイリスオーヤマ
かんたん開閉圧力鍋
購入価格:9280円
煮豚をつくったところ、お肉が固く締まってしまい、味の染みもビミョーでした。
調理時間もトップレベルのフィスラーと比べると、大きく差がつきました。
加圧から減圧までスムーズに完了するフィスラーに比べて、アイリスの圧力鍋は、とくに加圧に時間がかかりました。トータルの調理時間では15分も差が出ました。
ちなみにテストした8製品の中でトップだったのは、なんと3000円台の圧力鍋でした。高いから良いわけではなく、さらには安い製品の中でも実力に差が出ることがわかりました。
④ものすごい力持ちじゃなきゃ使えないポテトカッター
じゃがいもを一瞬でスティック状にカットできるというポテトカッター……。ということですが、じゃがいもの押し出しにかなり力が必要で、使い勝手はよろしくありません。とくに女性には不向きかも。
ダイレクトテレショップ
パーフェクトフライズ
購入価格:2480円
女性の力では押し出しはキビシイです。お値段も高めなのでオススメできません。
⑤一見おもしろいけど、ごはんが台無しになる成形型
ごはんを型に入れてトースターで焼けば、ごはんのカップができるというアイテム。ですが、つくってみたら成形されたごはんは、カチカチで食べられませんでした。また、器は大きすぎて使えるお弁当箱も限られてしまいます。
アーネスト
食べる器おいし~CUP
購入価格:686円
せっかくつくっても、固すぎて食べる気になれず、ごはんが台無しです。
以上、実際に使ってみてガッカリだったキッチンツールをご紹介しました。ぜひ参考にしてください!