人気ショップのコーヒー豆は おいしさに大差がありました!
今回は、7件のショップのオリジナルブレンド豆を購入し、実際にコーヒーを淹れて、その味わいを比較してみました。コーヒーを淹れて、テイスティングをしてくださったのは、東京都神保町の老舗コーヒー店、カフェ・トロワバグの三輪さんです!
いざテイスティングを始めると、大本命と目されたショップの豆が不揃いだったり、焙煎のムラがあったりと波乱が続出! 気になりましたら「人気ショップのコーヒー豆ランキング」ぜひご覧下さい!
ドトール「マイルドブレンド」は 味と香りのバランスが最高峰!
ドトールコーヒー
マイルドブレンド
実勢価格:870円/200g
なんと! 7製品中、2番目に安いドトールの「マイルドブレンド」が最高評価となりました。ポイントは、誰が飲んでも美味しいといえるバランスの良さ。「驚くほど完成度が高く、絶対に飲んでほしい味わいでした」(カフェ・トロワバグ 三輪徳子さん)と、コーヒーのプロも絶賛! コクも強く感じられる、最高の1杯が楽しめます!
中煎りの豆は、ぶっちゃけやや不揃いなところもありましたが、コーヒー素人(私)がひと口飲んだだけで味わいの良さが光る本格派でした。
流行の浅煎りで味わいが強い! ブルーボトル「ジャイアント・ステップス」
ブルーボトルコーヒー
ジャイアント・ステップス
実勢価格:1620円/200g
2位はブルーボトルコーヒーの「ジャイアント・ステップス」。人気の浅煎りで、若い人にウケが良さそうなフルーティーな味わいが特徴です。今回エントリーした豆の中では最も高いお値段でしたが、そのぶんの実力は発揮したといえるでしょう。
豆の質自体は、それほど高いわけではありません。甘味と酸味が強いせいか、若干、後味の悪さを感じることも。
苦みが強めで好み分かれる? 上島珈琲店「ブレンド」
上島珈琲店
上島珈琲店ブレンド
実勢価格:1250円/250g
店名を冠にした「上島珈琲店ブレンド」が3位にエントリー。苦みが強いところで好みが分かれるかもしれませんが、味わいのバランスは悪くありません。
中深煎りの豆は、やや不揃いですが、質自体は悪くありません。ちなみに、上島珈琲店を含めた上位3店舗の豆の形状やクオリティはほぼ同等という評価でした。
4位: 丁寧で無難な仕上がりの
無印「オリジナルブレンド」
無印良品
Cafe & Meal MUJI オリジナルブレンドコーヒー豆
実勢価格:990円/200g
コーヒー専門店を相手取って大健闘ともいえる、無印「オリジナルブレンド」。価格は控えめですが、味わいにも突出した部分はありませんでした。
豆自体は均等に揃っていて、つくりの丁寧さを感じさせます。
5位: 安いのはいいけど値段なり?
コメダ「オリジナルブレンド」
珈琲所コメダ珈琲店
オリジナルブレンド豆
実勢価格:790円/200g
200gで790円と、今回もっとも安い豆です。が、そのぶん、味わいも今一歩。特に「コク」の面では物足りなさがありました。
味わいが決め手に欠けたのは、焙煎にムラがあるからだと思われます。
6位: 苦みが強すぎて評価伸びず……
タリーズ「ハウスブレンド」
タリーズコーヒー
ハウスブレンド
実勢価格:1050円/200g
苦みが強いのはいいのですが、ほとんど酸味が感じられないなど、全体的なバランスに欠けたタリーズ「ハウスブレンド」。豆のクオリティは高いのですが……。
7位: 大本命スタバ「ハウスブレンド」が
まさかの評価最下位でした……
スターバックス
ハウスブレンド
実勢価格:1134円/250g
有力候補の一角だったのですが、伸悩んだスタバ「ハウスブレンド」。苦みだけが印象に残る味わいでした。
中深煎りの豆は、欠けたものが多く不揃いで、クオリティが高いとは言えません。
以上、人気ショップオリジナルコーヒー豆のランキングでした。
今回は「家庭で淹れる美味しいコーヒー」というテーマで、各店のもっともベーシックなものに焦点を当てていますので、もっと趣味性の高い(?)豆なら、また違った結果になるかもしれません。……が! そこはあなたの舌で、ぜひ直接試してみてください。