素材や価格が同じなので 出来不出来を検証しました
キッチンをカフェのようにオシャレに変身させる木のトレー。無印とニトリを比較すると、使用する素材や価格はさほど変わりないのに、価格からもデザインからも、まったく手を抜かない無印の実力が際立つ結果になりました。
では早速両者を比較してみましょう。
無印良品
木製角型トレー
実勢価格:1490円
サイズ:W約27×D19×H2cm
ほどいた木材の繊維を成型した繊維板を、タモ材でしっかりとコーティングしたトレー。四隅まで手を抜かず細部にまでこだわりが!
ニトリ(NITORI)
マルチトレー
ナチュラルウッド
実勢価格:1490円
サイズ:W38×D26×H2.5cm
無印と同じく中に修復材、表面に天然木を使用。豊かな木目調がセールスポイントですが、細部へのこだわりは見られず、作りが粗めです。
実際に盛り付けてみました。ニトリもそれなりにオシャレに見えます。ではいよいよ細かいところを見ていきましょう。
似ているからこそ目立つ ニトリは細部の粗さが残念です
左:ニトリ
右:無印
どちらも木材の繊維をほどいて成型する修復材を使用。その上から木目のシートを貼っており、見た目は一枚の板で作ったかのようです。
左:ニトリ
右:無印
斜めに加工した無印の枠は、処理もしっかりしていて丁寧な施しが光ります。
左:ニトリ
右:無印
そして問題の箇所はここ。ニトリは裏面を見ると修復材が丸見え。一方、裏の処理まで徹底している無印はさすがと言うほかありません。
以上、木製トレーの紹介でした。両者で価格差がありません。それならより丁寧な作りの無印を選びましょう!