コーヒーショップに匹敵するおいしさはどれか
コンビニやスーパーで手軽に購入できる「チルドカップ」のコーヒー。「カフェラテ&オレ」に続いて、「カフェモカ」「ショコラ」「キャラメル」といった個性的な製品を飲み比べてみました。
とくにあま~いコーヒーが好きな方は必見です。
【評価方法】
コーヒーの専門家、カフェズ・キッチン学園長の富田佐奈栄さんと一般モニターが商品を飲み比べて、評価項目を採点。「おいしさ」と「香り」は得票に応じて、「コスパ」は100mlあたりの単価を基準に5点満点で評価。その合計からA~Dで総合評価しました。
おいしさ:コーヒーと甘さのバランスが取れているか
香り:コーヒーの香りを感じられるか
コスパ:100mlあたりの単価を算出して評価
ところでカフェモカってどんな飲みもの?
もとはコーヒーにカカオを混ぜた「モカジャバブレンド」が発祥ですが、スタバが「カフェモカ」の名称を使用したことで普及しました。お店によってココアパウダーを使ったり、生クリームをかけたりと、アレンジはさまざまです。
それでは、カフェモカを含むひと味違うスイート系チルドコーヒー7製品の評価を発表します。
マウントレーニア 芳醇ショコラリッチなショコラの味わい
7製品のなかで、唯一のA評価となったのがマウントレーニアの「芳醇ショコラ」です。
カカオ分が多い濃厚なチョコレートで、品のある甘さと香りが楽しめる商品。チルドカップでここまでチョコを味わえるのは、かなりレベルが高いです!
森永乳業
マウントレーニア
芳醇ショコラ
購入価格:158円(88円/100ml)
おいしさ:5
香り:4
コスパ:5
セブンプレミアム カフェモカチョコをちゃんと感じます
チョコレートが濃くて、甘味も強いですが、コーヒーとの味のバランスは◯。封を開けたとき、ココアパウダーの香りをしっかり感じます。
セブン&アイ・ホールディングス
セブンプレミアム
カフェモカ
購入価格:149円(62円/100ml)
おいしさ:3
香り:2
コスパ:5
ミニストップ カフェモカふんわりチョコが香る
チョコレートの風味がしっかりで、甘さだけでなく苦味もきちんと感じます。チョコの濃厚さがもう少しあればいいのと、後味にエグみが残る点が残念。
トーヨービバレッジ
ミニストップ
カフェモカ
購入価格:178円(81円/100ml)
おいしさ:4
香り:2
コスパ:5
スターバックス スモアラテ マシュマロ&チョコレートアレンジとしては飲みやすい
マシュマロの味はわからなかったけれど、華やかな香りのココア味で、おいしく飲めます。甘さもしつこくなく、期間限定のアレンジ商品としては合格点。
サントリー食品インターナショナル
スターバックス
スモアラテ マシュマロ&チョコレート
購入価格 : 216円(108円/100ml)
おいしさ:3
香り:4
コスパ:4
セブンプレミアム キャラメルラテキャラメルの苦味を感じる
甘さのなかにキャラメルの苦味をしっかりと味わえます。甘味たっぷりで、疲れたときに飲むと癒されそう。やや、ミルクの味が隠れてしまっています。
セブン&アイ・ホールディングス
セブンプレミアム
キャラメルラテ
購入価格:149円(62円/100ml)
おいしさ:2
香り:3
コスパ:5
ミニストップ キャラメルラテ甘味がしつこくない
「生キャラメルソース」を使っているので、キャラメルの風味が豊か。あっさりとした甘みで飲みやすいですが、甘党には少しもの足りないかもしれません。
トーヨービバレッジ
ミニストップ
キャラメルラテ
購入価格:158円(72円/100ml)
おいしさ:2
香り:3
コスパ:5
D評価: みなさまのお墨付き キャラメルマキアート
ねっとりとして甘すぎ
香料の香りがキツく、ねっとりとした舌触りでさわやかさはなし。甘みが強く人工的な味わいともいえます。お値段なりのチープな味です。
西友
みなさまのお墨付き
キャラメルマキアート
購入価格:102円(39円/100ml)
おいしさ:1
香り:1
コスパ:5
マウントレーニアの「芳醇ショコラ」は、コーヒーともココアとも違った味わいで、甘いものが飲みたいなというときのファーストチョイスになりそうです。ほかの製品も味わいに個性があり、普通のコーヒーに飽きてきたときにオススメです。
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