「フィッシングバッグ」は釣果を左右する重要アイテムです

シーバスやエギング、アジング、ブラックバスなど、最近人気が高いのがルアー釣り。そこで重要になってくるアイテムが、ルアーや各種タックルを収納する釣りバッグ、通称「フィッシングバッグ」です。

「たかがバッグなんだから、入れば何でもいいんでしょ」と思われるかもしれませんが、実は、いかに軽くて機能性に優れたものを選ぶかが釣果に大きく関わってくるんです。

フィッシングバッグにはルアーなどを収納します。

(C) PaylessImages/123RF.COM

なお、ひとくちにフィッシングバッグと言っても様々なタイプがありますが、移動の多い釣りに向いていて、もっともポピュラーで、汎用性が高く、ルアー釣りにも使えるものがベストです。

そこで今回は釣りメーカーのフィールドテスターも務める、釣り歴30年の山口剛氏に釣り用フィッシングバッグの検証を依頼。実際に現場で使ってもらい、おすすめ順にランキングを作成しました!

購入前におさえておきたいフィッシングバッグの基礎知識

ランキング発表の前に、「釣果の上がるフィッシングバッグ」を見つける上で知っておいた方がいい基礎知識をご紹介したいと思います。

フィッシングバッグと普通のバッグはどこが違う?

「釣りには普通のカジュアルバッグじゃダメなの?」と考える人も多いと思います。そこで、最初に普通のバッグとフィッシングバッグの違いについてご説明します。

普通のバッグとの違い1:収納力があります

 

リールやロッド、ラインカッターやプライヤーなど、釣りにはさまざまな道具が必要です。それらを整理整頓された状態で収納できるのがフィッシングバッグです。

普通のバッグに比べて、内・外のポケットのほか、さまざまな機能が付加されていて、必要な時すぐに道具にアクセスできるようになっています。

普通のバッグとの違い2:機動性が高い

 

ルアー釣りは1か所にとどまるのではなく、ポイント(魚がいる場所・釣れやすい場所)を求めて積極的に場所を移動することが求められます。

そのためフィッシングバッグは一般のバッグに比べて、徹底的に軽量・コンパクト化されています。とくにランガンスタイル(※)ではフィッシングバッグは欠かせません。

※ランガン……ランアンドガン(RUN&GUN)の略称
1か所でじっと魚のアタリを待つのではなく、自らの足で積極的に移動して魚がいるポイントを探し釣果につなげるスタイルのこと。「RUN」は次々とポイントを移動する様、「GUN」とはキャストを銃のように撃つことから名づけられたと言われています。

普通のバッグとの違い3:防水性能が高い

 

(C)Carlo Toffolo/123RF.COM

釣りの最中には急に雨が降ってきたり、波をかぶったりということがよくあります。普通のバッグでは中がびしょびしょになる可能性がありますが、フィッシングバッグは比較的防水性が高いので、中の物を濡らすリスクを減らすことができます。

普通のバッグとの違い4:釣りの動作のジャマをしない

 

釣りではバッグを身に着けたままキャスト(ルアーや仕掛けの投げ入れ)や、リトリーブ(リールの巻き取り)をすることが多いのですが、バッグが動作のジャマになっては満足な釣りができません。フィッシングバッグは体に密着しやすい作りになっていたりして、動作のジャマにならないよう工夫されています。

フィッシングバッグの主な種類

釣り用のバッグには大きく「ショルダーバッグ」、「ヒップバッグ」、「レッグバッグ」、そして「タックルバッグ」の4種類があります。各バッグの特徴やメリット・デメリットをご覧ください。

タイプ1:ショルダーバッグ

 

シマノ(SHIMANO)
XEFO・タフ スリングショルダーバッグ
BS-211S
実勢価格:4940円(M)

肩に掛けて使うタイプで、釣り用ではもっとも一般的なバッグと言えます。ルアー釣りに向いたものや、堤防でのファミリーフィッシング用などさまざまなタイプが発売されています。

ショルダーバッグの大きな特徴としては、収納性に優れていることが挙げられます。外ポケットや内ポケットが充実しており、ルアーやタックル(道具)などさまざまなものを収納できます。

コンパクトなものは機動性にも優れていて、シーバスやエギング、アジングなどポイントを探して移動する釣りにおすすめです。

タイプ2:ヒップバッグ

 

ダイワ(Daiwa)
ヒップバッグ LT(C)
実勢価格:6053円

ウエストバッグとも呼ばれる、腰に巻いて固定するタイプのバッグです。

両手が完全にフリーになり、釣りの動作をじゃましないので、ランガンなどポイント移動の釣りに向いています。ヒップバッグは大容量のものからコンパクトなものまで、幅広いタイプが発売されています。中には、ショルダータイプのバックとしても使えるものもあります。

デメリットは「ズレ落ちてくる」可能性があること。しっかりとベルトを締めておかないと、かえって釣りのジャマになってしまうことがあります。

タイプ3:レッグバッグ

シマノ(SHIMANO):ランガンレッグバッグ:釣具

シマノ(SHIMANO)
ランガンレッグバッグ
実勢価格:4376円

その名の通り足(太もも)に取り付けるタイプのバッグです。固定はウエストベルトとレッグベルトの2か所で行います

ショルダーバッグやウエストバッグタイプの製品に比べて収納力は落ちますが、上半身がフリーになるため、キャストやリーリングのじゃまにならないというメリットがあります。主にポイントを頻繁に移動するランガンスタイルで使われるバッグです。

タイプ4:タックルバッグ

 

メジャークラフト
タックルバッグ タックルバッグ40 ブラック MTB-40
実勢価格:6160円

しっかりとしたフタが付いていて防水性に優れたタイプ。仕掛けやタックルが濡れるのを防きます。また椅子として使えるものもあります。ショルダーやヒップバッグタイプと比べると重くて大きいので、機動力はよくありません。タックルバッグは堤防釣りや船釣りに向いています

※ここでご紹介した4タイプの他に「リュックサックタイプ」もありますが、こちらは着脱が面倒で物が取り出しにくいので、移動しながらの釣りにはあまりおすすめできません。

釣り用ショルダーバッグの失敗しない選び方のポイント

フィッシングバッグの基礎知識は上記の通りなのですが、いざ、自分で選ぼうと思うと種類が多すぎて選びづらいですよね。

そこで、初心者でも扱いやすく、ルアー釣りにぴったりなバッグをピックアップして比較テストを実施。

プロアングラーの山口さんに実際に使用してもらい、釣り用のショルダーバッグを購入する際に重視すべき「フィット感」「収納力」「使いやすさ」「コスパ」の4点を評価してもらいました。

【選び方のポイント1】フィット感・固定感(25点満点)

堤防でのファミリーフィッシングなどでは荷物を地面に置くので関係ありませんが、ルアーフィッシングではバッグを身に着けた状態で釣りを行うことが多くなります。そのためフィット感・固定感が重要になります。

ルアーフィッシングではバッグを身に着けたままキャストを繰り返すことが多いので、体にしっかりフィットしていないと動作のジャマになってしまいます。

検証では山口さんにバッグを身に着けた状態でキャストしてもらい、フィット感・固定感をチェックしてもらいました。

【選び方のポイント2】収納力(25点満点)

バッグにはタックルやルアーケースなどを入れて持ち歩く訳ですが、道具類がたっぷり入る「大きめサイズがベスト」と思っている方、結構多いのではないでしょうか

しかし、山口さん曰く「大容量には要注意」とのこと。と言うのも、大容量だとついつい不必要な道具まで詰め込みがちになるから。また、パンパンに詰めると持ち歩きづらく、ポイント移動も大変になるので、フィッシングバッグは「小さすぎず、大きすぎず」がベストです!

大きさの目安としては、ルアー釣りならバッグのメインルームに中型ルアーボックス(21×15cm程度)が2~3個入る大きさ。タックルがやや多めの場合は、それよりも一回り大きなバッグを選ぶとよいでしょう。

【選び方のポイント3】使いやすさ(25点満点)

いくらフィット感や収納力がちょうどよくても、使いづらいようでは本末転倒です。

検証では「右肩でも左肩でも掛けやすいようになっているか」「ファスナーは開けやすいか」「物が取り出しやすい作りになっているか」といった部分をチェックしてもらいました。

なお、フィッシングバッグではサイドポケットや内ポケットの存在も重要になってきます。ポケットが充実しているものは整理整頓がしやすく非常に便利!

中にはプライヤーなどの専用ケースが外付けされているものや、ロッドホルダーが付属しているものも。こうした機能は釣りをより快適にしてくれるので要注目です。

【選び方のポイント4】作りとコスパ(25点満点)

「軽くて丈夫な素材を使っているか」「縫製はしっかりとされているか」を山口さんにチェックしてもらい、価格と照らし合わせてコスパの良し悪しを判定しました。

2021年版フィッシングバッグランキング8選

さてランキングですが、フィッシングバッグはマイナーチェンジが多く、価格や性能が変わったり、発売中止になったりするものがあります。

そこで今回新たに追加した8製品を2021年版ランキングとして紹介。さらに昨年紹介した2020年版に関しては入手困難なものを除外し新たにランキングし直しました。

まずは2021年版のランキングからスタートです。

シンプルな作りで使いやすい「ダイワ」のショルダーポーチ

ダイワ(DAIWA):ショルダーポーチ:釣具

ダイワ(DAIWA)
ショルダーポーチ
実勢価格:2904円

サイズ:本体外寸約7×19×24cm
素材:ポリエステル

▼テスト結果

  • フィット感・固定感: 24/25点
  • 収納力: 23/25点
  • 使いやすさ: 25/25点
  • コスパ: 24/25点
  • 合計点: 96/100点

第1位は使いやすさで高得点だった「ダイワ」のコンパクトショルダーポーチ。非常にシンプルな作りですが、バス・シーバス・エギングなど、岸からのさまざまなフィッシングに対応するポーチです。

低重心縦型形状でカラーはブラック、オリーブ、ブラックカモフラージュ(写真)など全8種。

メインルームには中型ボックスが2個収納可能。小物は内ポケット、フロントポケットに収納することができます。

プライヤーホルダーやDリング、ベルトループなど各種機能も充実しています。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

価格が安く、容量もそれなりに大きく、ポケットも複数あるので非常に使いやすいと思います。ムダにゴチャゴチャしておらず、シンプルな作りも良いと思います。普段使いもできるバッグですね。

大容量で軽い!さまざまな釣りに使える「アブガルシア」

アブガルシア(Abu Garcia):ワンショルダーバッグ スリングボディバッグ:釣具

アブガルシア(Abu Garcia)
ワンショルダーバッグ スリングボディバッグ
実勢価格:4657円

サイズ:幅18×高さ38cm x 奥行11cm
素材:ポリエステル

▼テスト結果

  • フィット感・固定感: 24/25点
  • 収納力: 25/25点
  • 使いやすさ: 23/25点
  • コスパ: 23/25点
  • 合計点: 95/100点

第2位は「アブガルシア」。左右どちらからも背負えるワンショルダー型のボディバッグです。

幅18cmと細身ながら高い収納力を持ち、さまざまな道具を入れてポイント移動することができます。

※画像はAmazonより

サイドポケットやロッドホルダー、プライヤーホルダー、ボトルホルダーなど各種機能を満載。取り外せるDリングも便利です。

※画像はAmazonより

ベルト部には取り外し可能なポーチが付いていて、ちょっとしたお得感もあります。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

大容量で軽いのが良いですね。どんな釣りでも使えるバッグだと思います。ただ、これを背負って釣りをすると、ちょっと大きくて邪魔だなという気がしますね。パンパンに入れるとかなり重いので注意が必要です。ランガン向きとしてはいまひとつだと思います。

オーソドックスな作りがおすすめの「シマノ」

シマノ(SHIMANO):ランガンウエストバッグ:釣具

シマノ(SHIMANO)
ランガンウエストバッグ
実勢価格:3465円

サイズ:S /14×27.5×18.5cm、M/17×33.5×22cm
素材:ポリエステル

▼テスト結果

  • フィット感・固定感: 24/25点
  • 収納力: 24/25点
  • 使いやすさ: 23/25点
  • コスパ: 23/25点
  • 合計点: 94/100点

第3位はシマノの「ランガンウエストバッグ」。最小限のギアを持ってポイントを次々と移動するランガンスタイルに最適なバッグです。腰にしっかりとフィットして、ブレることがありません。

樹脂の引手&太番手ファスナーを採用していて、腰に付けたままでも開閉がラクラク。

ツール取り付けループには、プライヤーやラインカッターなどを自由に取り付けることができます。細部の使いやすさはさすがシマノと思わせるもの。底は擦れに強い耐摩耗素材を採用しており、長く愛用することができます。

カラーはカーキダックカモ、リアルブラック、ヘザーネイビーなど数種類が準備されています。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

かなり標準的なヒップバッグだと思います。引手もついていて非常に便利。2位商品に比べて容量的にはそれほどでもないとは思うのですが、逆に必要な物を厳選して収納すれば重たくならないので、負担が少なく、ランガンにも向いています。

4位: エギングで威力を発揮する「シマノ」のレッグバッグ

シマノ(SHIMANO): ランガンレッグバッグ:釣具

シマノ(SHIMANO)
ランガンレッグバッグ
実勢価格:4376円

サイズ:18×8×26cm
素材:ポリエステル

▼テスト結果

  • フィット感・固定感: 22/25点
  • 収納力: 23/25点
  • 使いやすさ: 23/25点
  • コスパ: 23/25点
  • 合計点: 91/100点

第4位は同じく「シマノ」のレッグバッグ。二気室タイプで、それぞれに内ポケットが付いています。

脚に取り付けるタイプで左右両用可能。上半身の動きを制限しないため、キャストをスムーズに行うことができます。

3位商品と同じく、樹脂の引手&太番手ファスナーを採用。ロッドなどで片手が塞がっていても、もう片手でファスナーを簡単に開けることができます。

カラーラインナップは、ブラック、カーキダッグカモ、ヘザーネイビーの3種類があります。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

肩に背負うバッグは、長時間の釣りで肩や腰が痛くなるのですが、レッグバッグはそうした負担がないのがいいですね。また脚に当たる部分にクッションを取りつけているのも◎。このタイプはエギングなどでよく使われますが、容量もそこそこあり、使い勝手が良いと思います。

5位: 価格も手頃で使い勝手がよい「HAKAWAFLY」

ハカワフライ(HAKAWAFLY):フィッシングバッグ5WAY:釣具

ハカワフライ(HAKAWAFLY)
フィッシングバッグ5WAY
実勢価格:3180円

サイズ:(全体)幅38×縦13×高さ20cm
素材:ポリエステル

▼テスト結果

  • フィット感・固定感: 21/25点
  • 収納力: 24/25点
  • 使いやすさ: 22/25点
  • コスパ: 23/25点
  • 合計点: 90/100点

第5位は「HAKAWAFLY」の大容量ショルダーバッグ。ショルダーベルトとウエストベルトの2か所で固定するタイプです。

メインポケットを始め、ポケットは全部で7個。D環やカラビナ付きでかなり多機能なバッグと言えます。

※画像はAmazonより

ロッドベルト2本とカラビナ6個が付属品として付いています。カラビナはそれなりの強度の物ですが、ロッドベルトは非常に便利。バッグに取りつけて写真のような使い方も可能です。

カラーは全7色。価格の割に生地もしっかりしており、意外なダークホース的バッグです。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

あまり聞きなれないメーカーですが、価格も手頃で、悪くないショルダーバッグですね。大容量で小物を分けて収納できるのでさまざまな釣りに使えると思います。若干重たいかなという気はします。

6位: 若干硬めの生地と重さが残念な「アブガルシア」

アブガルシア(Abu Garcia):ワンショルダーバッグ:釣具

アブガルシア(Abu Garcia)
ワンショルダーバッグ
実勢価格:6052円

サイズ:幅30×奥行10×高さ23cm
素材:ポリエステル100%(TPUコーティング)

▼テスト結果

  • フィット感・固定感: 21/25点
  • 収納力: 24/25点
  • 使いやすさ: 21/25点
  • コスパ: 23/25点
  • 合計点: 89/100点

第6位は高い防水性能を持つ「アブガルシア(Abu Garcia)」のワンショルダーバッグ。ポリエステルの基布にTPU(サーモプラスティックポリウレタン)フィルムを両面に貼り合せして防水性を高めています。

メインポケットの内側には内ポケットはありませんが、意外な大容量で、さまざまなものが入ります。

前面には薄手のウェアや細身のロッドケースなどをホールドしておけるフリーアジャスターベルトを装着。スマホや財布などが収納できるフロントポケットも便利です。

※画像はAmazonより

他にランガン時に便利な簡易ロッドホルダー、プライヤーホルダーなど各種機能も充実。カラーはブラック、チャコール、ホワイトの3色。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

防水性が高く、雨の中や潮をかぶるような状況下で使えるバッグです。ただ重いのと、若干生地が硬いのが難点ですね。ランガンではもう少し軽量のバッグのほうが動きやすいと思います。

7位: 小物の収納に便利な「Cat Hand」

キャット ハンド(Cat Hand):3way 大容量 マルチ フィッシング タックル バッグ :釣具

キャット ハンド(Cat Hand)
3way 大容量 マルチ フィッシング タックル バッグ
実勢価格:3150円

サイズ:本体外寸約30×23×12cm
素材:ポリエステル

▼テスト結果

  • フィット感・固定感: 21/25点
  • 収納力: 23/25点
  • 使いやすさ: 20/25点
  • コスパ: 23/25点
  • 合計点: 87/100点

第7位は「Cat Hand」の3wayバッグ。ウエストベルトを締めればウエストバッグ、ストラップを伸ばせばショルダーバッグ、太ももベルトを締めればレッグバッグと3通りの使い方が可能です。

ポケットはメイン、サブを含めて6個。ボトルホルダーは取り外しが可能。メインポケットの内部は珍しい巾着式で、物が入りきらないときに容量を増やすことができるアイデアです。

他に大き目のDカン、プライヤーなどをホールドするベルトやマジックテープ、ロッドを支えるためのバンドなど、機能性も十分です。カラーは全3色になります。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

レッグバッグとしてもショルダーバッグとしても使えるアイテムです。価格が手頃なのは◎。ただ足に付けるとややゴチャゴチャした感じになりますね。そういった点で使い勝手でやや減点しました。

8位: 作りがいまひとつで最下位の「Cat Hand」のレッグバッグ

キャット ハンド(Cat Hand):フィッシング バッグ ランガン レッグ ポーチ ウエストポーチ :釣具

キャット ハンド(Cat Hand)
フィッシング バッグ ランガン レッグ ポーチ ウエストポーチ
実勢価格:2780円

サイズ:30×20×10cm
素材:ポリエステル

▼テスト結果

  • フィット感・固定感: 20/25点
  • 収納力: 19/25点
  • 使いやすさ: 19/25点
  • コスパ: 22/25点
  • 合計点: 79/100点

第8位も「Cat Hand」。硬いロッドホルダー付きのレッグバッグで、ウエストと太ももで固定するタイプです。

ポケットは2つですが、メインポケットには付属のタックルケースが1個入るだけで収納力はありません。またファスナーなどは付いていないので、ポケットを完全に閉めることはできません。

ただ蓋がないので、タックルボックスをすぐに取り出せるというメリットもあります。カラーはグリーン、ブラック、カモフラの3色です。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

意外に売れているのというので取り上げてみたレッグバッグです。ただ容量が少なく、作りがいまひとつ。ランガンにとっては逆に良いかもしれませんが、ファスナーがないなど細部にもう一工夫が欲しいですね。

2020年版フィッシングバッグランキング7選

さて、ここからは2020年版のランキングをご覧ください。

コンパクトで機動力に優れた「ワンショルダーバッグ LT」

ダイワ(DAIWA)
ワンショルダーバッグ LT
実勢価格:3349円

サイズ:約12×19×32cm
素材:ポリエステル

▼テスト結果

  • フィット感・固定感: 24/25点
  • 収納力: 23/25点
  • 使いやすさ: 24/25点
  • コスパ: 23/25点
  • 合計点: 94/100点

1位はダイワの「ワンショルダーバッグ LT」。メインルームに中型ボックス(21×15cm程度)を2~3個収納できます。

ベルトは左右どちら側にも取り付け可能で、左右両側ファスナー開きの汎用性の高いモデル

色は他にカモフラージュ、ライムなどがあります。

Dリングやプライヤーホルダー、ベルトループがついているため、非常に機能的なバッグとなっています。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

見た目もオシャレで、タウンユースもOKなタイプです。左右両方にチャックがあるので、右利き左利き問わず簡単に物が取り出せます。またベルトが左右に取り付け可能なのも◎。コンパクトですがしっかりと物が収納できて、各種機能も充実しているのでおすすめです。

値段はやや高めだけど作りはしっかり!「XEFO・タフ スリングショルダー」

シマノ(SHIMANO):XEFO・タフ スリングショルダーバッグ BS-211S  Sサイズ:釣具

シマノ(SHIMANO)
XEFO・タフ スリングショルダーバッグ
BS-211S Sサイズ
実勢価格:4325円

サイズ:16×19×33cm

シマノ(SHIMANO)
XEFO・タフ スリングショルダーバッグ
BS-211S Mサイズ
実勢価格:4940円

サイズ:16×24×39cm
素材:ポリエステル

▼テスト結果

  • フィット感・固定感: 24/25点
  • 収納力: 24/25点
  • 使いやすさ: 23/25点
  • コスパ: 22/25点
  • 合計点: 93/100点

2位はシマノの「XEFO・タフ スリングショルダーバッグ」。パーツを縦横自在にアタッチ可能なショルダーバッグです。

表地の裏側に防水加工が施されている上、止水ファスナーが採用されています(※完全防水ではありません)。ツールが取り付けられるDカンも便利です。

体にしっかりとフィットするタイプのバッグです。メッシュの内ポケットなどがあって、収納力も十分。細かいものも整頓して入れることができます。また、ベルトの長さをワンタッチで調節できるのもうれしいポイントです。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

左右非対称ですが、どちらからでも掛けられるようになっています。価格は他の商品に比べてやや高めですが、しっかりした作りになっていると思います。内側も広々していて収納力もバツグン。ベルトも幅広で肩にくい込むことがないので、長時間の釣りにも使えます。

ベストセラー1位!アブガルシア「ワンショルダーバッグ2 」

アブガルシア(AbuGarcia):ワンショルダーバッグ2:釣具

アブガルシア(Abu Garcia)
ワンショルダーバッグ2
実勢価格:3202円

サイズ:24×27×10cm
素材:ポリエステル

▼テスト結果

  • フィット感・固定感: 19/25点
  • 収納力: 23/25点
  • 使いやすさ: 23/25点
  • コスパ: 22/25点
  • 合計点: 87/100点

3位はアブガルシアの「ワンショルダーバッグ2」。通販サイトで1位を獲得した商品です。

デジカメ・財布などの収納に適したマルチサイドポケットや、205×145×40mmサイズのルアーケースが収納できる前面ポケットなど、各種ポケットが充実しています。

ちなみに、ライターの田代氏は普段このバッグを使用。大容量で、ルアーだけではなく投げ釣りやサビキ釣りなどの道具も余裕で収納できるそうです。

しかし、ウエストベルトがないので、フィット感・固定感はやや劣りました。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

ロッドホルダーが付いているので移動に便利ですが、やや固定が甘いので今後の改良に期待します。大容量でさまざまな道具を整理整頓できるのが◎。汎用性の高いモデルだと言えます。

4位: 4通りで使えて高コスパ!「ピシファン」の多機能バッグ

ピシファン(Piscifun):4way多機能バッグ:釣具

ピシファン(Piscifun)
4way多機能バッグ
実勢価格:3250円

サイズ:30.5×22×11cm
素材:ナイロン

▼テスト結果

  • フィット感・固定感: 21/25点
  • 収納力: 22/25点
  • 使いやすさ: 19/25点
  • コスパ: 23/25点
  • 合計点: 85/100点

4位はピシファンの「4way多機能バッグ」。ショルダーストラップが2本付いていて、自由に交換・調整することができます。ストラップの付け方を変えることで、ショルダーバック、バックパック、ハンドバック、チェストバックの4wayで使えます。

「前に持ってくると中身が落ちそうになる場合がある」といったレビューもありましたが、コスパに優れた大容量バッグなので、さまざまなスタイルの釣りを楽しみたい人におすすめです。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

4パターンに掛け方・付け方が変えられるので非常に便利。値段も安いので初心者にもおすすめです。ただし、上位商品に比べると縫製など若干作りは粗くなっています。その点を外せばコスパに優れた商品だと思います。

5位: ルアー釣りに特化した作りが◎「ワイルドシーン」の大容量バッグ

ワイルドシーン(Wild Scene):フィッシングバッグ:釣具

ワイルドシーン(Wild Scene)
フィッシングバッグ
実勢価格:4980円

サイズ:20×30×17cm
素材:ポリエステル

▼テスト結果

  • フィット感・固定感: 20/25点
  • 収納力: 21/25点
  • 使いやすさ: 20/25点
  • コスパ: 22/25点
  • 合計点: 83/100点

5位はワイルドシーンの「フィッシングバッグ」。ルアーフィッシングを想定した設計で、大容量タイプのバッグです。ショルダー位置が変更可能で、キャスティングを阻害しないように配慮されています。

ポケットはメイン、サブ、フロント×2、サイド×2と充実。さらに多機能フック搭載で、さまざまなものがぶら下げられるようになっています。レビューでは「丈夫で耐久性に優れている」というものがいくつか見られました。90日間品質保証というのも安心できるポイントです。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

大容量で物を入れすぎるきらいはありますが、腰に固定できるので、ランガンにも向いています。このレベルとしては作りが丁寧な商品だと思います。

6位: 大容量で開口部が広い「ウミボウズ」の3WAYバッグ

ウミボウズ(Umibozu):3WAY フィッシングバッグ:釣具

ウミボウズ(Umibozu)
3WAY フィッシングバッグ
実勢価格:4280円

サイズ:約40×25×18cm
素材:ナイロン

▼テスト結果

  • フィット感・固定感: 20/25点
  • 収納力: 20/25点
  • 使いやすさ: 19/25点
  • コスパ: 21/25点
  • 合計点: 80/100点

6位はウミボウズの「3WAY フィッシングバッグ」。大容量で、本体の開口部が大きく開くように設計されています。900デニールの強度ナイロンが使われていて、耐摩耗性が高いのが特徴です

ショルダーバッグのほか、ハンドバッグとしても使えます。また、ウエストベルト付きでヒップバッグとしても使用可能。動作をじゃましないのでルアーフィッシング向きと言えます。ベルトは未使用時に本体に収納できるようになっているのがグッドアイデア!

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

3WAYですが、値段は若干高めに感じます。デザインがややごちゃごちゃした感じで、人によって好みが分かれるかもしれません。また、この商品も大容量なのはいいですが、詰め込みすぎに気を付ける必要があります。

7位: 低価格ながら機能は充実!「EveryJoy」のフィッシングバッグ

EveryJoy:フィッシングバッグ:釣具

EveryJoy
フィッシングバッグ
実勢価格:2680円

サイズ:30×18cm×17cm
素材:ポリエステル

▼テスト結果

  • フィット感・固定感: 20/25点
  • 収納力: 19/25点
  • 使いやすさ: 18/25点
  • コスパ: 19/25点
  • 合計点: 76/100点

EveryJoyの「フィッシングバッグ」は今回ピックアップした製品の中でもっとも低価格。ショルダー、手提げの2wayで、ウエストベルトが付いているので、固定感は合格です。

意外に奥行きがあり、中型ボックス(24×12cm程度)が2、3個程度収納可能です。ただし作りはやや粗く、値段相応といった印象。

本体とベルトとの間に小ポケットが2つ、多目的Dリング、バックルハングが付いているのが便利です。ただ、中にはサイドがちょっとゴチャゴチャしすぎと感じる人もいるかもしれません。しかし、この値段でこの機能はお得。初めてバッグを購入する初心者にはおすすめだと言えます。

山口剛 氏
フィッシングメーカー・テスター
山口剛 氏 のコメント

値段が安いので仕方ない部分もありますが、上位商品と比べるとやや作りが粗い部分が目立ちますね。防水加工も弱そうで不安があります。細かい部分までチェックすると、値段なりの製品だなという感じがします。

【さいごに】スペックや特徴を比較して自分に合うものを選ぼう

以上、フッシングバッグのおすすめ順ランキングでした!

今回は以上の製品をピックアップして紹介しましたが、あまり有名ではないメーカーの商品でもスグレモノがあるなという印象でした。また、「固定感」に関しては実際に釣りに使用してみて、その違いに愕然とさせられました。

今回の商品はそれぞれに特徴があり、人によって合うものと合わないものがあると思います。「どのぐらいのタックルやルアーを持ち運びするのか」「釣りのポイントをどのくらい移動するのか」「移動手段は何か」によって微妙に選択が変わってきます。

購入前に再度スペックや特徴を比較して、サイフと相談の上、自分に合ったバッグを選んでください。

なお、実際に商品を手に取って見ることができない「ネット通販」でフィッシングバッグを購入する際の注意ポイントを山口さんに教えていただいたので、最後にご紹介したいと思います。

ネット通販で購入する際はこのポイントに注意!

ポイント1:スペックは必ず確認!
サイズや素材などはサイトの商品情報で知ることができますが、重量が表示されていないものも多いので要注意です。軽いのか重いのか? 使い勝手はどうか? ルアーケースいくつ入るのか?……といったポイントはレビューなどでも確認しましょう。

ポイント2:内側の写真もチェック
バッグの内側はなかなか確認しづらいと思いますが、中にはしっかりと写真を載せているサイトもあるので参考にしてください。また商品説明で本体内部のポケットなどについて触れていることも多いので、そこも見逃さないようにしてください。