餃子保存の“キモ”は 粉と容器にありました
みなさん、手作り餃子の保存ってどうしてますか? 「とりあえずラップに包んで冷凍ちゃう」という方、多いかもしれませんね。それも悪くないと思いますが、より最適な方法を見つけるべく、今回は5種類の冷凍保存パターンを試しました。
一度冷凍保存した餃子を普通に焼いて、「味」と「食感」をチェックしました。また、そのパターンが手軽な方法かどうかも評価しています。
「餃子をいつでも美味しく食べたい!」という気持ちに共感していただけたなら、ぜひこのままお読み進めくださいませ!
【保存パターン1】 タネと皮を別々に保存
タネと皮を別々にラップで包んでからフリーザーバッグに入れて冷凍してみました。
タネは水分が出て水っぽくなり、味が薄まってしまいました。皮も乾燥してイマイチな焼き上がりに……。
オススメ度:★☆☆☆☆
【保存パターン2】 生でフリーザーバッグに
皮でタネを包んで餃子の形にしたものを、そのままフリーザーバッグに入れて冷凍しました。
焼くとパリッと仕上がったのですが、フリーザーバッグだけではやや冷蔵庫のニオイが餃子に移ってしまい臭みを感じました。
オススメ度:★★☆☆☆
【保存パターン3】焼いて ラップ+フリーザーバッグ
焼いてから1個ずつラップに包んで、フリーザーバッグに入れて冷凍しました。
再び焼いたら皮がしなっとしてしまいました。また1個ずつラップで包むのは手間がかかるので、あまりオススメしません。
オススメ度:★★☆☆☆
【保存パターン4】 焼いてフリーザーバッグに
焼いたものをラップに包まず、そのままフリーザーバッグに入れて冷凍しました。
カリカリ感や香ばしさに欠けますが、一度焼いてあるのでレンチンで食べることができます。お弁当などにはラクかもしれません。
オススメ度:★★★☆☆
【保存パターン5】 片栗粉+タッパー
生の餃子にたっぷりと片栗粉をつけて、ラップはせずタッパーに入れて冷凍しました。
この方法だと片栗粉で水分が閉じ込められるうえ、保存容器のおかげで形が保たれます。焼き面が平らになるのでジューシーに仕上がります。
オススメ度:★★★★☆
というわけで、餃子を冷凍保存する際は「パターン5」が一番オススメです。餃子に片栗粉をたっぷりとつけて、タッパーに並べて入れるだけ! ラップで包まなくていいので、手間もさほどかかりません。
手作り餃子が余ったら、ぜひこの方法を試してみてください!