熱帯夜の寝苦しさが快適に! おすすめ「冷感寝具」をご紹介
暑くて寝苦しい夜……。ついエアコンの温度設定を低めにしすぎて、体調を崩してしまいがちです。そこでおすすめしたいのが、高めの室温でも、体に触れるとひんやり感があって、快適な眠りを誘ってくれる「冷感敷きパッド」。
触れた瞬間にひんやりする機能が備わっており、素材自体が冷感になっているものや、ジェルパッドで触れた瞬間にひんやり感じるものなど、今は多くのメーカーからたくさんの種類のものが発売されています。
今回は、そんな人気の冷感敷きパッドを4製品を集め、実際に寝比べてベストバイを決定しましたので、ご紹介します!
テスト方法はこちらです。
①表面温度を測定
表面温度計測器とサーモグラフィーカメラで測定しました。
②体感の冷たさと肌触りをチェック
触れたときに感じる冷たさと、なめらかさやさらっと感などの肌触りを比べました。
③実際に寝比べて寝心地をテスト
からだを包み込むクッション性や厚み、気持ちよく眠れるかチェックしました。
以上3つのテストを行い、一番寝心地の良い敷きパッドを決定しました。ぜひご覧ください!
【A評価】ひんやり、なめらか 暑い日も快眠!「ナイスデイ」
イチオシは、ベタベタせず冷たさを実感できる「ナイスデイ」の敷きパッド。次にご紹介する「ニトリ」の最上位モデルも、ひんやり感・肌ざわりともに優秀ですが、「ナイスデイ」の方がリーズナブルでコスパがいいのが魅力です。
ナイスデイ
ひんやり敷きパッド
接触冷感 Q-max0.516 洗える敷パッド
抗菌 防臭 リバーシブル シングル
実勢価格:2970円
[検証結果]
瞬間の冷たさ:寝返りをうたなくても涼しく眠れた
肌触り:サラッとしていて汗ばんでも快適
寝心地:クッション性が高い
触れた瞬間ヒヤッと感じます。「瞬間の冷たさ」の数値では3番目でしたが、熱がこもりにくく、肌触りがなめらかでずっと触れていたい感触です。
【A評価】手触り、厚みも文句なし ニトリの「NクールWSP H」
価格の点で「ナイスデイ」にベストバイは譲りましたが、冷たさや持続性ではダントツトップだったのがニトリの「NクールWSP H」。手触りもなめらかで、素肌で直接触れたくなります。冷感が長く持続するので、寝入りから朝まで快適です!
ニトリ
敷きパッド(NクールWSP H)
実勢価格:3990円
[検証結果]
瞬間の冷たさ:冷たさや持続性は7製品中断トツトップ
肌触り:最もなめらかで素肌で触れたくなる
寝心地:中綿に厚みがありぐっすり眠れた
【A評価】冷たすぎず春から使える ottostyle.jp「ひんやりシーツ」
ottostyle.jpの「ひんやりシーツ」は、冷たさはベストバイの「ナイスデイ」と同レベル。するすると手が滑るような肌触りが気持ち良く、不快なベタベタ感はありません。熱はそれなりに戻ってきますが、冷たすぎないので、秋まで使えます。
ottostyle.jp
ひんやりシーツ
接触冷感ソフトクール使用
涼感ひんやり敷きパッド
実勢価格:1980円
[検証結果]
瞬間の冷たさ:冷たさはナイスデイと同じくらい
肌触り:撫でるとスルスルで心地よい
寝心地:ニトリに次いで厚みもある
【B評価】暑がりは不向きかも イケヒコの敷きパッド「レノ」
イケヒコ・コーポレーションの「レノ」は、最初は冷たく感じるのですが、熱の戻りは少し早いかも。4製品の中で最も薄く、表面はカシャカシャした肌触りのため、包まれる感じはありません。留めゴムもお値段相応のつくりです。
イケヒコ・コーポレーション
シングルサイズ
接触冷感 敷きパッド「レノ」
実勢価格:1280円
[検証結果]
瞬間の冷たさ:初は冷たいが途中から熱を感じる
肌触り:表面はシャカシャカした肌触り
寝心地:最も薄く、包まれる感覚は少ない
ニトリの「NクールWSP H」は、冷たさも肌触りも優秀ですが、狙い目なのは、ナイスデイの「ひんやり敷きパッド」。ニトリより1000円ほど安くて、冷たさは大差なく、サラッと心地よい肌触りです。
手触りや熱の戻り具合など、今回のテスト結果を参考に、自分に合うパッドでこの夏を快適に過ごしてくださいね!