浄水ポットで水道水が
綺麗でおいしい飲料水に!

そんな時に便利なのが、「浄水ポット」です。水を容器に入れるだけで、中で不純物がろ過されるので、綺麗でおいしい水に早変わり! 水道水を入れるだけですぐできて、そのままコップに注げるので、ゴミも出ません。

ミネラルウォーターと違ってたくさん使えるので、炊飯や汁物などの料理に使用するのもおすすめ!エコでおいしい浄水ポットは、一家に一台あるととっても便利なんですよ。

浄水ポットってそもそも何?

いきなり浄水ポットと言われても、具体的にどういったものなのかイメージできないという方も多いかもしれません。一般家庭の食卓などで、飲料水やお茶などの飲み物を入れておき、コップや湯飲みなどに注ぐのに使われる給水ポットは昔からお馴染みなので、誰でもすぐにイメージできるでしょう。浄水ポットは、そんな給水ポットに浄水機能が備えられたものです。

水道水をポットに入れるだけで不純物などをろ過できますので、いつでも気軽に安全でおいしい水を飲むことができます。日本の水道水はそのままでも飲料水として使用することができますが、地域や時期・環境などによってはちょっと嫌な臭いや味を感じることがあります。もちろん、煮沸したりお茶にするなどして飲むという方法もありますが、それなりの手間がかかります。それに対して、浄水ポットであれば水を注ぐだけですので、手間はほとんど必要ありません。

今日では浄水ポットにもさまざまなサイズ・デザイン・機能のものがあります。なので、用途や家族構成などに合わせて選べるようになりました。

浄水ポットと浄水器の違いは?

水道水を浄化するためのアイテムといえば、浄水ポットよりも浄水器をイメージする方も多いかもしれません。もともと、水道水から不純物などを取り除くためにはそれなりの規模の装置が必要でした。そのため、水道に取り付ける大型の浄水器が一般的だったのです。しかし、現在では技術の進歩によってコンパクトサイズなサイズでも、水道水の浄化が可能となりました。それに伴って蛇口に取り付けるだけで綺麗な水にできるコンパクトな浄水器も登場しています。さらに、その技術を応用したのが浄水ポットです。

前述の通り、浄水ポットにはコンパクトな浄水装置が搭載されています。仕組みとしては浄水器とかなり近いものです。つまり、浄水ポットは浄水器付きの給水ポットであると考えることができるでしょう。

浄水ポットを使うことのメリット・デメリット

浄水ポットを使うことにはメリットとデメリットの両方があります。そこで、メリットとデメリットの両方について詳しくご紹介します。

浄水ポットのメリット

「水道水をそのまま飲むのはちょっと抵抗がある…」。浄水器や浄水ポットを使うことなく、おいしい水を飲む方法と言えば、ミネラルウォーターを購入することを考えるという方も多いでしょう。綺麗でおいしい水は毎日飲みたいものですが、なくなるたびにミネラルウォーターを買いに行くのは結構大変! 重いものを運ぶのもひと苦労だし、ペットボトルのゴミもかさばってしまいます。また、長期的に見るとコストも高くついてしまうので、なかなか悩ましいものです。

水は人間の生命を維持するために欠かすことができないものです。生活スタイルなどによっても異なりますが、基本的には約2.5Lの水分を飲食物から補給する必要があります。平均的な食事によって約1L、そして食べ物を分解し、エネルギーを得るために0.3Lの水分を摂取可能です。残りの1.2Lは飲料水として摂取する必要があります。ただ、これはあくまで生命を維持するための最低限の量です。運動をすると汗などでより多くの水分が失われます。そのため、余裕を持って1.5~2Lの飲み水が必要であると考えるべきでしょう。

ミネラルウォーターにもさまざまな価格帯のものがありますが、一般的には1.5~2Lボトルで100~150円程度です。すると、10日で1000~1500円、1ヶ月で3000~4500円ほどのコストがかかることになります。4人家族になると月に12000~13500円ほどです。もちろん、まとめ買いすればもう少し費用を抑えることは可能ですが、常に必要な飲料水を確保するための労力もかかります。

それに対して、給水ポットであればミネラルウォーターを購入する場合よりもずっとコストを抑えることができますし、手間もかかりません。これこそが給水ポットの最大のメリットといえるでしょう。

給水ポットのデメリット

基本的に、浄水ポットにはあまり大きなデメリットはありません。強いて挙げるとすれば、ポットによっては浄水に時間がかかる、一度にまとまった量の水を出すことができないといった点がデメリットとして挙げられます。

また、詳しくは後述しますが、給水ポットは1度購入すればそのままでずっと使い続けることができるわけではありません。使い捨てのものはそれほど多くはありませんが、基本的には一定期間でフィルターの交換といったメンテナンスが必要です。

浄水ポットのしくみや
カートリッジの交換時期目安は?

浄水ポットには、基本的にポット内にカートリッジがついており、ろ過装置が備わっています。

ポットの場合、カートリッジは2-3ヶ月で交換するものが一般的となっています。例えばブリタ(BRITA)の場合、公式ホームページによると、カートリッジの交換時期は「8週間」となっています。

カートリッジを替えずにそのまま使用すると、不衛生となってしまうこともあるため、きちんと交換するようにしましょう。

浄水ポットのランニングコスト

東レ:トレビーノ(R)  PT306SV:浄水ポット

浄水ポットも一定期間使っているとカートリッジの交換が必要となります。そこで、気になるのがランニングコストです。当然、モデルによってカートリッジの価格も異なります。

以下でもご紹介する人気のトレビーノの場合、総ろ化可能量200Lで実売価格3000円程度です。1Lあたり15円程度ですので、市販されているミネラルウォーターなどと比較するとかなりのコストパフォーマンスと言えます。

買う前に気をつけておきたい
選ぶポイントは3つ

有名なトレビーノやブリタなど、常に進化している浄水シリーズですが、ポットを買う場合に知っておきたいポイントを、3つにまとめてみました。

ポイント①:味

口に入れるものなので、なんといってもおいしいものが第一。水道水特有の塩素っぽさやカルキ臭がなくなっているものは大前提です。


ポイント②:使いやすさ

毎日使うものなので、持ちにくかったり、注ぎにくいものだとストレスになってしまいます。冷蔵庫にも入って邪魔にならないサイズのものだとベターです。


ポイント③:ろ過スピード

最後はろ過するスピードです。水を入れたらすぐに飲んだり料理に使いたいもの。なかなかろ過されず、じーっと待っていなければいけないのは、時間もロスになってしまいます。

スピーディにろ過できるのはどれ?
実際にろ過し終わる時間をテストしました

浄水ポットはどういったものを選べばよいのかわかったものの、それぞれの項目は実際に使ってみないとわかりませんよね。

そこで、今回は下記の検証テストを行いました。

▼検証方法
各ポットに水道水を入れて、すべてろ過しきるまでにかかった時間を計測。水の量は、検証品の中で、ろ過後の容量の最低値である400mlに揃えた

この検証方法を評価項目の「スピード」とし、食のプロによる「味」や「使いやすさ」も同時にチェック。5段階で評価しています。これらを総合してAからDまで格付けしました。

果たしてどれが一番よい浄水ポットだったのでしょうか?

早速発表していきます!

「トレビーノ」は水道水が30秒で
おいしい飲み水に大変身!

東レ
トレビーノ(R)
PT306SV
実勢価格:2029円

▼テスト結果
味 :★★★★☆
使いやすさ:★★★★☆
スピード :★★★★★
ろ過時間:28秒
総合評価: A

平尾由希 氏
フードコーディネーター
平尾由希 氏 のコメント

取っ手も持ちやすくスムーズに注げます!

今回ベストとなったのは東レの「トレビーノ(R) PT306SV」でした。おいしい水が一番手軽に飲めます! スリムなボディで、しまいやすく注ぎやすいのがメリット。ろ過した水は、カルキ臭さもほとんどありませんでした。

角がなだらかで水あかが溜まりにくそうなところなど、衛生面も高評価! 冷蔵庫のポケットにもスッポリ入ります。

ポイント①

10日単位の目盛りが振られたダイヤルをまわし、期日が来たら一目でわかるようになっています。


ポイント②

ドアポケットにも収納しやすい角形で、持ち手が大きず丁度よいです。デッドスペースも小さいスペースがなくても収納できるのがうれしい!

持ち手のない
シンプルデザイン「無印良品」

無印良品:アクリル浄水ポット:浄水器

無印良品
アクリル浄水ポット
実勢価格:2990円

▼テスト結果
味 :★★★★☆
使いやすさ:★★★★☆
スピード :★★★☆☆
ろ過時間:1分50秒
総合評価: B

続いては無印良品の「アクリル浄水ポット」です。取っ手がなく、冷蔵庫でムダな場所を取りません。指をかけるくぼみがあって、注ぎやすさは◎。冷蔵庫のデッドスペースが気になる人は無印がよいでしょう!

ドアポケットに
入るスリムさ「クリタック」

クリタック:クリピーレ TR ポット型浄水器:浄水ポット

クリタック
クリピーレ TR
ポット型浄水器
実勢価格:1552円

▼テスト結果
味 :★★★★☆
使いやすさ:★★★★☆
スピード :★★☆☆☆
ろ過時間:2分14秒
総合評価: B

続いてはクリタックの「クリピーレ TR」。ドアポケットに入るスリムさが魅力です。スッキリとしたフォルムで注ぎやすく、しまいやすいです。ややスピードは遅いですが、ろ過部にうっすら色がついていて、汚れが目立たないのも高評価でした。

家族みんなで使える
大きめサイズ「ブリタ リクエリ」

BRITA(ブリタ):浄水ポット リクエリ:浄水器

BRITA(ブリタ)
浄水ポット
リクエリ
実勢価格:3058円

▼テスト結果
味 :★★★★☆
使いやすさ:★★★☆☆
スピード :★★☆☆☆
ろ過時間:2分31秒
総合評価: B

続いてはブリタの「リクエリ」でした。水が満杯だとやや重いのですが、取っ手があって注ぎやすさがあります。フィルターの取り替え時期がわかりやすいのがうれしい! 家族で使える大容量ですが、冷蔵庫のドアポケットに入れるとかさばる大きさです。

ろ過するのに少し時間が
必要な「ブリタ fill&serve」

BRITA(ブリタ):fill&serve(フィルアンドサーブ):浄水ポット

BRITA(ブリタ)
fill&serve(フィルアンドサーブ)
実勢価格:2692円

▼テスト結果
味 :★★★★☆
使いやすさ:★★★★☆
スピード :★★★★★
ろ過時間:2分31秒
総合評価: B

ブリタの「fill&serve(フィルアンドサーブ)」は、フィルターが下すぎて、浄水できる量が400mlと少なめなうえ、時間がかかってしまいました。味はほかと変わらずおいしいのですが、この量ではすぐになくなってしまうし、効率はよくないとの評価に

注ぎ口から入れると
水がハネる「Dreamegg」

Dreamegg:浄水ポット 1.5L:浄水器

Dreamegg
浄水ポット 1.5L
実勢価格:2480円

▼テスト結果
味 :★★★☆☆
使いやすさ:★★☆☆☆
スピード :★★★★★
ろ過時間:30秒
総合評価: B

最後はDreameggの浄水ポット全製品中一番の大容量にも関わらず、浄水スピードが早いです。味は水道水よりも断然おいしいのですが、冷蔵庫に入れにくいのと、水を注ぎにくいのが難点でした。

30秒でおいしい水に変身!
イチ押しはトレビーノ

「トレビーノ(R) PT306SV」なら、水道水をたったの30秒でおいしい水に変えてくれます。また、ろ過部分によって大きくなりがちな浄水ポットですが、ペットボトルと同じくらいのサイズ感で、ドアポケットにもピタッとはまります。持ち手が小さいのでデッドスペースも少なめです。

ほかの商品も、どれも水の味はおいしく甲乙つけがたい結果となりました。

ぜひ、購入の参考にしてみてくださいね!