LINEモバイルを選んで損なし!
LINEやSNSの利用時間が多いならおなじみのLINEが提供するのがLINEモバイル。それだけで知名度は最高ランクに格付けされる格安SIMです。LINEをはじめSNSでのコミュニケーションが多い人は、かなり安く使えてオススメなんです。
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では、さっそくLINEモバイルの特徴を詳しく見ていきましょう。
SNS特化型の格安SIM
動画は観ないけど、超LINEする
LINEモバイル
LINEモバイル
本体SIM実勢価格:1480円
(3GB/ベーシックプラン 音声通話SIM)
LINEモバイルは3キャリアすべてに対応していて、どのスマホからも乗り換えができる数少ない格安SIM。『家電批評』の検証ではその3回線を別々にチェックしました。
その結果、通信速度にそれなりに差が出ました。一番、通信状況が良好で、点数が高かったのがau回線です。
▼au回線の採点結果
- 順位: 8/23
- 速度: 33/55
- データ: 15/27
- サービス: 21/35
- 販売: 12/23
- 通話: 7/15
- 合計: 88/155
続いて、昼間の通信速度が落ち込んでしまったドコモ回線。
▼ドコモ回線の採点結果
- 順位: 13/23
- 速度: 24/55
- データ: 15/27
- サービス: 21/35
- 販売: 12/23
- 通話: 7/15
- 合計: 79/155
一番、点数が低くなったのがSoftbank回線でした。
▼Softbank回線の採点結果
- 順位: 17/23
- 速度: 17/55
- データ: 15/27
- サービス: 21/35
- 販売: 12/23
- 通話: 7/15
- 合計: 72/155
どの回線を選んでもいいなら、au回線がベストだとわかります。
料金プランは2月19日に一新され、わかりやすい形になりました。まず、データSIMか音声通話SIMかを選び、データ容量を決めます。最後に「データフリーオプション」で、どのサービスをデータフリー対象にするかを選びます(※LINEモバイルは「カウントフリー」を「データフリー」と呼びます)。
▼プラン表
- プラン種別: データSIM(SMS付): 音声通話SIM
- 500MB: 600円: 1100円
- 3GB: 980円: 1480円
- 6GB: 1700円: 2200円
- 12GB: 2700円: 3200円
- データフリーオプション名: 月額料金: 対象サービス
- LINEデータフリー: 0円: LINE
- SNSデータフリー: 280円: LINETwitterFacebook
- SNS音楽データフリー: 480円: LINETwitterFacebookInstagramLINE MUSIC
この「データフリーオプション」で選んだサービスは、どれだけ使ってもデータ通信料がかからない! そのため、LINEやTwitterなどSNSでのやりとりがメインで、通話や動画視聴はほとんどしない……という人なら、データ容量を抑えて支払いをかなり安くできます。
まさにLINE&SNS特化の格安スマホが、「LINEモバイル」なんです。
【特徴① データ】
SNSをガンガン使っても
「データフリー」だから大丈夫!
LINEモバイルの最大の特徴がこの「データフリーオプション」サービス。それぞれ対象となるサービスなら、どれだけ使ってもデータ通信量を消費しません。※一部例外もあるため、詳しくは公式HPを確認

普段使うのがもっぱらLINEのみだったら「LINEデータフリー」。追加料金はないので、つまりはベーシックプラン自体がLINE使い放題ということ!
TwitterやFacebookは「SNSデータフリー」、Instagramは「SNS音楽データフリー」でサービス対象となります。「SNS音楽データフリー」はLINE MUSICもデータフリーに。
しかも、テザリングで接続した別の端末にもデータフリー機能が適用されるんです! タブレットなど大きい画面で画像を見たいときなどにも役立ちます。
さらにデータ容量を使い切り、通信速度に制限がかかってしまっても、データフリー対象のサービスは通信速度が落ちないのも、かなりうれしいポイントです。

対象サービスならいくら使ってもデータ消費しないので、例えば今まで5GBでスマホを契約していた人が3GBで済むようになる、ということも。
例えば、「インスタグラムのストーリーをよく見るから」、大きなデータ量のプランに契約していたりする場合は、もっと安いプランにしても使い勝手は変わりません。
対象サービスをよく使っている人ほど、より安いプランで契約できる可能性があるんです!
●データチャージ
・ドコモ回線の場合
500MB/500円、1GB/1000円、3GB/3000円
1カ月に合計3回まで購入可能
・ソフトバンク、au回線の場合
500MB/500円、1GB/1000円
1カ月に合計10回まで購入可能
有効期限は翌月末
●データ繰り越し
対応(翌月まで)
旧プランの人はプラン変更に注意!
すでにLINEモバイルの旧プランを使っている人は、新プランに変更するか旧プランのまま使用するか選択することができます。その際、利用状況によっては月額料金が高くなってしまう場合があります。
特に3GBで契約している人やInstagram利用者は要注意。旧プランではInstagramはTwitterやFacebookと同じカテゴリで、コミュニケーションプランで使い放題となっていました。この旧プランの3GBの月額料金は1690円。
しかし新プランでは、3GBのSNSデータフリーオプションで1480円+280円=1760円。Instagramまでデータフリー対象にしようとすると、ひとつ上のLINE MUSICと同じカテゴリとされ、1480円+480円=1960円となってしまいます。
それでももちろん、インスタをガンガン使うなら安いのですが……。

逆に7GBで契約していた人は、6GBには減りますが、SNS音楽データフリーオプションで200円安くなります。データ利用量などをよく確認して、プラン移行することをオススメします。
【特徴② サービス】
困ったらラインでいつでもヘルプ
なにか疑問点があれば、LINEのトークでいつでも問い合わせが可能です。オペレーターとの有人チャットは10時~19時、自動応答なら24時間、質問に答えてくれます。

オプションサービスは回線によって微妙に差があります。詳しくはHPをチェックしてみてください。
●オプション料金
・留守番電話プラス:300円/月
・留守番電話:無料
(ソフトバンク回線のみ)
・割込通話:200円/月
・グループ通話:200円/月
(ソフトバンク、au回線のみ)
・通話明細:100円/月
・端末補償オプション:450円/月
(持込の場合、500円/月)
・通話明細:100円/月
・迷惑電話ストップ:100円/月
(ドコモ回線は無料)
・Wi-Fiオプション:200円/月
・ウイルスバスター:420円/月
・フィルタリング:無料
・転送電話:無料
・国際電話:無料
・国際ローミング:無料
(ドコモ回線のみ)
・テザリング機能:無料
・SMS:無料
●独自サービスオプション
・10分電話かけ放題オプション:880円/月
・LINE MUSICオプション:750円/月
【特徴③ 販売】
クレカがなくても大丈夫!
「LINE Payカード」での支払いに対応
LINEモバイルではクレカ決済のほかに、「LINE Payカード決済」があります。
LINE Payカードとは、店舗でも通販でも使えるチャージ式プリペイドカードで、クレカが作れない学生でも持つことができます。LINEポイントも溜まり、学生にうれしいサービスです。

全国に600以上の即日開通店舗があるので、購入を迷ったらチャットではなく直接話を聞きに行くのもアリ。
▼ただし、ウェブで手続きするとLINEポイントがもらえるなど、店舗で契約するよりもお得です。
●可能な支払い方法
・クレジットカード:可能
・デビットカード:不可
・口座振替:不可
・その他:LINE Pay決済、LINE Pay カード決済
●初期費用
・SIMカード発行手数料:400円
・ウェブ登録事務手数料:3000円
●MNP転出手数料・違約金
・MNP転出手数料:3000円
・違約金:1000円
※旧プランの場合は利用開始日によって違約金は変わります。

違約金は新プランと旧プランで違います。また旧プランでも利用開始日によって細かく分かれているので注意が必要です。
【特徴④ 通信速度】
午後は速度がガタ落ち……
動画やゲームはしんどいかも
24時間計速の結果を見てみると、ドコモ回線とソフトバンク回線で12時過ぎから21時まで、通信速度がガクッと落ちる結果に。

回線が混雑する午後は、折れ線グラフが一時4Mbpsを下回る結果になりました。SNSの使用にはそれほど響きませんが、この時間に動画視聴やオンラインゲームなどを楽しみたいならちょっとストレスを感じるかも(検証は旧プランの「コミュニケーションプラン/3GB」で行いました)。
唯一、au回線だけは高い速度をキープ。速度で選ぶならau回線が正解でした。au回線の詳細な速度表はこちらです。
▼au回線の通信速度
- 時間帯: 0時台: 1時台: 2時台: 3時台: 4時台: 5時台: 6時台: 7時台: 8時台: 9時台: 10時台: 11時台: 12時台: 13時台: 14時台: 15時台: 16時台: 17時台: 18時台: 19時台: 20時台: 21時台: 22時台: 23時台
- 通信速度: 19.475Mbps: 43.6Mbps: 53.75Mbps: 64.375Mbps: 61.55Mbps: 63.625Mbps: 62.05Mbps: 45.15Mbps: 38.675Mbps: 44.3Mbps: 42.65Mbps: 43.1Mbps: 36.25Mbps: 42.55Mbps: 32.25Mbps: 31.4Mbps: 29.25Mbps: 28.775Mbps: 28.85Mbps: 39.85Mbps: 22.2Mbps: 24.225Mbps: 30.275Mbps: 19.775Mbps
au回線の平均速度は39.50Mbps、最高速度は64.38Mbps、最低速度は19.48Mbpsとなっています。
次はドコモ回線の速度表です。午後の通信速度が落ち込んでいるのがよくわかります。
▼ドコモ回線の通信速度
- 時間帯: 0時台: 1時台: 2時台: 3時台: 4時台: 5時台: 6時台: 7時台: 8時台: 9時台: 10時台: 11時台: 12時台: 13時台: 14時台: 15時台: 16時台: 17時台: 18時台: 19時台: 20時台: 21時台: 22時台: 23時台
- 通信速度: 11.75Mbps: 23.15Mbps: 18.275Mbps: 21.35Mbps: 21.025Mbps: 25.85Mbps: 20.775Mbps: 16.475Mbps: 24.425Mbps: 17.5Mbps: 9.55Mbps: 3.625Mbps: 1.575Mbps: 2.775Mbps: 3.225Mbps: 0.95Mbps: 2.575Mbps: 3.275Mbps: 2.05Mbps: 3.6Mbps: 3.425Mbps: 5.575Mbps: 9.35Mbps: 8.775Mbps
ドコモ回線の平均速度は10.87Mbps、最高速度は25.85Mbps、最低速度は0.95Mbpsとなっています。
最後にソフトバンク回線の速度表です。ドコモ回線と同じような結果となりました。
▼ソフトバンク回線の通信速度
- 時間帯: 0時台: 1時台: 2時台: 3時台: 4時台: 5時台: 6時台: 7時台: 8時台: 9時台: 10時台: 11時台: 12時台: 13時台: 14時台: 15時台: 16時台: 17時台: 18時台: 19時台: 20時台: 21時台: 22時台: 23時台
- 通信速度: 56.7Mbps: 45.825Mbps: 37.65Mbps: 50.9Mbps: 53.1Mbps: 48.567Mbps: 43.525Mbps: 50.625Mbps: 60.25Mbps: 49.15Mbps: 43.675Mbps: 20.475Mbps: 3.9Mbps: 4.2Mbps: 4.825Mbps: 4.375Mbps: 4.375Mbps: 3.55Mbps: 4.25Mbps: 4.225Mbps: 4.225Mbps: 4.225Mbps: 30.325Mbps: 43.525Mbps
ソフトバンク回線の平均速度は28.45Mbps、最高速度は60.25Mbps、最低速度は3.55Mbpsとなっています。
●3日間制限
なし
※au回線は3日間で6GB超の制限あり
●バースト機能
なし
●低速モード
なし
【割引】
半額キャンペーンと
5000ポイントGETでお得!

今なら新規でベーシックプラン3GB以上の音声通話SIMを申し込むと、月額基本料が初月無料かつ2ヵ月目は1480円割引なうえに、データフリーオプション料金が2カ月間無料というキャンペーンを実施中。
さらにウェブサイトから申し込みで、LINEポイントで5000ポイントか、LINE Payで5000円相当の残高かをプレゼントしてくれます。乗り換えするなら今! がお得です。
【そのほかのプラン料金】
ぶっちゃけ、連絡を取るだけなら
「LINEデータフリー」でOK!?
LINEモバイルではデータSIMも選べますが、こちらにも「LINEデータフリー」オプションがつきます。

月額600円で音声通話SIMではなく、容量も500MBですが、LINEはデータフリーで使い放題。当然、LINEアプリ内の通話も使い放題なので、音声通話SIMじゃないのに電話ができちゃいます。もちろん通話料金はかかりません。
例えば子どもに持たせるなど、スマホを連絡を取るだけのツールとするなら、ぶっちゃけデータSIMでも十分なんです。
LINEモバイルを解約するには…?
LINEモバイル公式アカウントか、パソコンからマイページにログイン。「解約・MNP転出」から解約手続きを行うことが可能。月末に申し込んだ場合、解約日が翌月になることがあるので注意が必要です。
違約金はすでに紹介したとおり、新プランかどうかや利用開始日によって変わるのでよく確認をしてください。
解約手続き自体はLINEアプリ内ですぐ行えるので簡単ですが、SIMカードは返却しなければならないので要注意。しかも送料は自己負担……。
ただ、返却しないとSIMカード損害金が発生する場合があるので確実に郵送するようにしましょう。
LINEモバイルはSNS特化の格安SIMです。LINEやインスタをガンガン使いながらも、データ容量3GB以下で安く済ませたい、というような人にはピッタリ。
逆に、たくさん動画視聴したい、暇があればオンラインゲームをしたい、という人にはあまりおすすめできません。そういった大容量データをやり取りするときは、必ずWi-Fi環境下で行う、といった工夫が必要になってきます。