ヘルスケア電動歯ブラシの落とし穴
“格安すぎる”モデルには要注意

Amazonで人気の高い格安電動歯ブラシ。

特に、1000円前半までのものは、乾電池を使って動かすタイプが多いですが、果たしてそんな安い価格でも電動を選ぶ価値はあるのでしょうか?

レビューを100件以上集めていた人気の電池式格安電動歯ブラシ2機種を現役の歯医者の先生と歯科助手さんに使っていただいたところ、やはりというか、大方予想通りの結果となりました。

「まだまだ本当の電動歯ブラシのツルツル感には到底及びません」
「磨いた気になって、今までよりゴミが残ってしまう危険性も」
「強すぎたり補助的だったりする電池式の歯ブラシは初心者向けではありません」


やっぱり、お安い電動歯ブラシは諦めるしかないのか……。

いえいえ、実際使ってみると安い製品にも、おすすめできるものがありました。

まず、編集部が最初にたどり着いたのはこちらでした!

電動歯ブラシ:電動ハブラシ:歯ブラシ:フィリップス:ソニッケアー パワーアップ

フィリップス
ソニッケアー パワーアップ
実勢価格:2000円

サイズ■φ30×H248mm 質量■140g 連続使用時間■フル充電で約1週間使用可能(1日2回使用 )

実力十分、まさにザ・安くて良いものでした。

ただ、残念ながら、現在はもう販売を終了しているようです。そこで、つぎに見つけたのがこちら! 同じフィリップスのソニッケアーシリーズです。

なんとこの製品、有名製品が総参加した電動歯ブラシランキングで、21製品中第4位を獲得した、こちらもまさに「ザ・安くて良い電動歯ブラシ」なんです!

フィリップス ソニッケアー
クリーンケアー HX3293/32
実勢価格:2777円

サイズ・重量:約H233×W34×D34mm・約149g(ブラシ含む)
振動方式:音波振動
モード:クリーン(やさしい振動設計)
本体水洗い:対応

フラッグシップの10分の1以下で購入できる安さが売りですが、上位機と同じブラシストローク数で、届きにくい場所の歯垢を取る音波水流機能を採用。

ノーブランドの激安品と異なり、しっかりした振動で汚れを落とし、上位機種にさほど劣らない歯垢除去力を実感できます。

こちらが、実際の人工プラークによる性能テストの結果です。

[歯頚部]左:Before 右:After
[奥歯]左:Before 右:After

歯頚部も奥歯もトップレベルの仕上がりです。汚れがよく落ちることは間違いありません。

マイナスポイントは、84.4dBと少し大きい音と、150グラム近い重さと太さです。

その点は購入前にご承知ください。

いずれにせよ、安くて良いものであることは間違いありません。

ということで、サンロクマル的には、おすすめできる電動歯ブラシの最低価格は「2000円以上」と結論づけたいと思います。

最後に、電池式歯ブラシを実際に試した結果をご覧いただきます。

ヘルスケア電池式歯ブラシだと
爽快感がありませんでした

歯医者さんに正しい作法で自分の歯を磨いてもらいましたが、2000円以下の電池式の電動歯ブラシはいずれも磨き残しが出てしまいました。

その結果がこちら(※写真がやや怖いのでご注意ください)。

編集部購入価格1336円の商品 

波アシストをウリにする格安機。普通の歯ブラシの形に近く、取り回しはそこそこ良いのですが、あくまで「アシスト」なので、手磨きと同じように動かさなければなりません。

そこで強く押してしまうと先生と歯科衛生士さんでさえ「痛い!」と感じるほど。歯茎部や歯間の汚れも取りづらい印象でした。

編集部購入価格1263円の商品 

こちらは、「回転式」ブラシを採用するモデルですが、回転式のデメリットである強すぎる振動や音のうるささはやはり気になりました。また、本体が少し大きいため口の中で動かしづらいのもマイナス。電動歯ブラシは口の外に出すと唾液が飛び散るため、口の中での動かしやすさも重要なのです。

外出先で利用する目的であれば、これらの製品もありですが、安さだけを追い求めるのはご注意ください。買うなら少なくとも2000円以上がオススメです!


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