窒息防止などを考えて敷布団は硬めが基本
赤ちゃんの寝る場所はベビーベッド派と布団派に分かれるところ。「大人と一緒に寝るのでベビー用布団はいらない」と考える人もいるようですが、ベッドでも布団でも、必ずベビー布団を敷いてあげましょう。ベビー用の布団は大人用とは作りが違うためです。
ベビー寝具はフワフワでやわらかいものを選びたくなるもの。でも、赤ちゃんは骨格や筋肉が柔軟なので、敷布団がやわらかいと背中が沈み込み、歪んでしまうリスクがあります。敷き布団は硬めが常識なんです。
硬いほうが寝返りをしても口もとを塞ぐ心配が少ないというメリットもあります。
ベビー布団の選び方は? おさえておきたい5ポイント
ベビー布団はセット販売が多く、つい付属品が多いものに目を奪われてしまいますが、チェックすべきはセット点数ではなく内容です。
季節に応じて掛け布団を調節できるか、汗を買いたり、オシッコなどで汚したときに洗い替えができるパッドが付いているかなど、必要性の高いものがそろっているか、見極めましょう。
それでは、選び方のポイントを見ていくことにしましょう
【1】やわらかさ:ふかふかしていない方が◎
赤ちゃんを安心して寝かせるには大人用は×。ベビー布団は硬いことが条件です。背中が沈み込まず、やわらかい骨や筋肉に負担がかかりません。また、寝返りを打っても顔が埋もれず窒息も防げます。
【2】洗濯:こまめに洗える物を選びましょう
赤ちゃんは体温が高く、たくさん寝汗をかきます。タオルやシーツを敷いて防汚していても、汗やオシッコが多いとどうしても汚れてしまいます。
布団を濡れたままにすると風邪やかぶれの原因になってしまうので、季節を問わず洗濯がマメにできる丸洗いOKなものを選んでください。洗濯ネットがセットになっているものもあります。洗濯機で洗える素材ならラクです。
【3】付属品:交換用のシーツがあると便利です
ベビー布団は付属品とのセット販売が多いのですが、内容が大事です。セット点数の多さは気にせず汗取りパットや洗濯ネット付きを選ぶと便利。買い足しの費用が抑えられます。
洗えるキルティングマットと敷布団の間に入れる防水シーツがあると便利です。すぐに洗濯できない時も汚れから赤ちゃんを守ることができます。
【4】快適性:通気性のいいシーツを選びましょう
赤ちゃんは汗っかきです。かぶれや湿疹を防ぐため、吸汗や速乾性のある通気性のいいシーツを選びましょう。何度も変えることになるので、形状は交換しやすいフィッティングシーツが便利です。
【5】素材:オーガニックコットンも吟味して
月齢の小さい赤ちゃんにとって1日の大半を過ごす布団だからこそ、素材の特徴を知って慎重に選んでください。高価だからいいとは限りません
素材によって性質はまちまちで、高価なオーガニックコットンにもデメリットはあります。予算とも相談して選びましょう。
ここでは、オーガニックコットン、羽毛、綿、ポリエステルのメリットとデメリット、価格帯を見ていくことにします。
ベビー布団の素材別のメリット・デメリットは?
<オーガニックコットン>
▼メリット
・化学薬品を使わない ・保湿・吸湿性に優れる
▼デメリット
・価格が高い ・洗うと縮む可能性がある
▼価格帯
・3万円前後
<羽毛>
▼メリット
・軽い ・保湿性に優れる
▼デメリット
・価格が高い ・乾きにくい
▼価格帯
・2万円前後~3万円
<綿>
▼メリット
・価格が安い ・吸湿性に優れる
▼デメリット
・乾きにくい ・湿気で重くなる
▼価格帯
・1万5000円~3万円
<ポリエステル>
▼メリット
・価格が安い ・手触りがいい
・速乾性に優れる
▼デメリット
・化学薬品を使う ・吸湿性がない
▼価格帯
・1万円~2万円
これらのポイントを踏まえた上で選んだベビー布団のおすすめをご紹介します!
※価格・デザインが変動している場合があることをご留意ください。
清潔&肌にやさしいアンドゥドゥのオーガニックコットン11点セット
アンドゥドゥ
ベビー布団11点セット
オーガニックコットン 月と雲
実勢価格:1万2790円
・セット内容:掛布団カバー/掛布団中芯(2枚)/枕カバー/枕中芯/固綿敷布団/フィッティングシーツ/ベビー枕/防水シーツ/汗取りパッド/洗濯ネット
・素材:表生地(綿100%)/中芯側生地(ポリエステル65%・綿35%)中綿/防水シーツ地糸/汗取りパッド裏側/洗濯ネット(ポリエステル100%)/ベビー枕(ポリエチレン樹脂)/防水シーツ裏側(ポリウレタンラミネート加工)
アンドゥドゥ「ベビー布団11点セット オーガニックコットン 月と雲」は、安心の日本製の布団セット。四隅のゴムで敷布団に固定できる防水シーツと汗取りパッドが付いているから、オシッコやミルクの吐き戻しで敷布団が汚れる心配もありません。
枕も新生児用と少し大きくなってから使えるものの2種類があるなど、充実したセット内容になっています。
おすすめポイント:国内生産だから安心・安全
オーガニックコットン生地で、日本の工場で製造している日本製なので安心して使えます。
おすすめポイント:シャワーで洗える敷布団
敷布団のシーツはもちろん、中綿もシャワーを使って洗えて、常に清潔な状態を保てます。
軽くてあたたかい西川の最上級の羽毛布団
西川
ゴア羽毛ふとん
ロイヤルスター
カバーリング式6点組ふとん
実勢価格:8万3600円
・セット内容:羽毛掛布団/固綿敷布団/枕/掛布団カバー/固綿敷布団用シーツ/枕カバー
・素材:表地(綿100%)/羽毛掛布団詰物(ホワイトダウン90%・フェザー10%)/敷布団側生地/枕詰めもの(ポリエステル100%)
西川「ゴア羽毛ふとん ロイヤルスター カバーリング式6点組ふとん」は、西川ブランドの高級ベビー布団セット。汗を逃す羽毛布団は、寝汗をよくかく赤ちゃんにぴったりです。敷き布団はホコリやダニを通さず、湿気をすぐに蒸発させるので、手触りが常にさらっとしていて快適です。
おすすめポイント:防水シーツ不要の敷布団
アウトドアファッションでも使われる特殊素材が、オシッコなどの水分をしっかり弾きます。
おすすめポイント:冬でも快適な羽毛布団
軽いのに、冬でもこれ1枚で赤ちゃんをあたたかく包み込んでくれます。
4歳ごろまで使えるゆったり仕様、おしゃれなプッパプーポ
プッパプーポ
ベビー布団セット
レギュラーサイズ5点セット tiny star
実勢価格:8980円
・セット内容:掛布団/掛布団カバー/敷布団/フィッティングシーツ/枕
・素材:表地(綿100%)/中綿(ポリエステル100%)
プッパプーポ「ベビー布団セット レギュラーサイズ5点セット tiny star」は、寝返りを打っても赤ちゃんが布団からはみ出さない、ゆったりサイズの布団セット。ミニサイズより少し大きめのレギュラーサイズを選ぶと幼児まで日中のお昼寝用としても使えるので重宝します。
ポンポンがついた王冠型の枕に寝かせれば、赤ちゃんの寝顔がより一層かわいらしく見えます。トレンドのくすみカラーでおしゃれなベビー布団なので、インスタ映えしそうなかわいいデザインです。
軽いガーゼケットが夏も冬も大活躍のサンデシカ
サンデシカ
ベビーザらス限定
布団まで全部洗えるベビー布団 10点セット Lulu
実勢価格:2万5499円
・セット内容:掛布団/シーツ/マット(各2枚入り)/枕/掛布団/枕カバー/キルトパッド/防水シーツ/6重ガーゼケット
・素材:綿、ポリエステル
サンデシカ ベビーザらス限定「布団まで全部洗えるベビー布団 10点セット Lulu」は、星柄の6重ガーゼケット付き。夏にはこれ1枚でエアコンの冷気をシャットアウトし、冬には掛布団と重ねてあたたかくと大活躍してくれます。
パイル地で手触りもやわらかです。汚れが目立ちにくい色みなのもうれしいです。
理想のベビー布団を求めるのなら店頭で硬さを確認すると安心
選び方のポイントを押さえたとしても、セットの内容が物足りなかったり、思いのほか敷布団がやわらかかったりすることもあります。このような場合、買い足したり、店頭で硬さを確認すると安心です。
アンドゥドゥ「ベビー布団11点セット オーガニックコットン 月と雲」なら、敷き布団まで丸ごと洗えて常に清潔をキープでき、充実のセットで満足度が高いです。
赤ちゃんの健康を第一に考え、ママが納得のいくものを選んでみてくださいね。
ベビー布団の売れ筋ランキングもチェック!
ベビー布団セットのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。