スマートフォン音声通話プランが業界最安
6GB使えて初年度990円!

九州以外の人には、なじみの薄いQTモバイル。それもそのはず、提供するQTnetは九州電力グループの通信事業者で、基本的には九州に密着した宣伝・販売を行っています。そのため、存在自体知らない人も多いかもしれません。

でも「九州在住じゃないから関係ないや」とページバックする前にちょっと待った! 実はこのQTモバイル、6GBの通話プランが初年度990円(ドコモ回線&au回線)と、なんと1000円以下。これは業界最安なんです。

とにかく安さを求めているなら一考の価値あり!

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では、さっそくQTモバイルの特徴を詳しく見ていきましょう。

スマートフォン3回線すべてテストした結果
au回線(Aタイプ)がベスト

QTnet(キューティーネット)
QTモバイル
本体SIM実勢価格:990円
(13ヵ月目以降1550円/3GB/データ+通話コース)Aタイプ

QTモバイルは3キャリアすべてに対応している数少ない格安SIM。番号も端末もそのままで乗り換えができます。『家電批評』の検証ではその3回線を別々にチェックしました。

その結果、特に通信速度に差が出ました。3回線のなかで一番通信状況が良好で、点数が高くなったのがau回線(Aタイプ)。23ブランドで比べても10位にランクインです。

▼au回線(Aタイプ)の採点結果

  • 順位: 10/23
  • 速度: 38/55
  • データ: 9/27
  • サービス: 23/35
  • 販売: 4/23
  • 通話: 8/15
  • 合計: 82/155

au回線は唯一、1日のうちで4Mbpsを下回ることはありませんでした。

続くドコモ回線(Dタイプ)はお昼から夕方にかけ通信速度が遅くなってしまいました。

▼ドコモ回線(Dタイプ)の採点結果

  • 順位: 20/23
  • 速度: 25/55
  • データ: 9/27
  • サービス: 22/35
  • 販売: 1/23
  • 通話: 8/15
  • 合計: 65/155

最後のソフトバンク回線(Sタイプ)はさらに遅く、全体の22位という結果に。

▼ソフトバンク回線(Sタイプ)の採点結果

  • 順位: 22/23
  • 速度: 11/55
  • データ: 7/27
  • サービス: 22/35
  • 販売: 1/23
  • 通話: 8/15
  • 合計: 49/155

プランによって速度だけではなく、価格やサービスが微妙に異なります。それぞれチェックした結果、ドコモの端末をそのまま使いたい、といった場合でないなら、au回線を選ぶのがよいでしょう。

【特徴① データ】
キャンペーンでさらに値引き!
今なら6GBで990円と超安い!!

QTモバイルの最大の特徴は、なんといっても通話プランの安さ。au回線とドコモ回線なら、12カ月目まで3GBが月額990円なんです!(13カ月目以降は1550円)

ソフトバンク回線だと少し値上がりして月額1240円(13カ月目以降は1800円)。それでも安い部類ですが、1000円を切ってしまう他2回線の衝撃には敵いません。

しかも、今なら6GBプランがキャンペーン中で、12カ月目までなんと3GBと同じ月額に。6GBで990円はもちろん激安で最安です!

基本料金は安くはありませんが、キャンペーン込みで1年間通して、利用料金を計算すると他のサービスと比べて5000円程度は安く運用できます。短期間だけ利用したい場合はかなりお得な選択肢だと言えます。

通話プランの多さもQTモバイルの特徴のひとつではありますが、これなら6GBプラン一択になりそう。ただし、2年目からは高くなるので注意が必要です。

●データチャージ
・au回線の場合
100MB/150円
1回1GBまで。
1ヵ月に15GBまで購入可能
有効期限は翌月末

・ドコモ回線の場合
100MB/200円
何度でも購入可能
有効期限は3カ月後の末日

・ソフトバンク回線の場合
100MB/200円、500MB/900円、1GB/1600円
何度でも購入可能
有効期限は3カ月後の末日

●データ繰り越し
対応(翌月まで)

【特徴② 通話】
ワイモバ以外では珍しい
「無制限かけ放題」を提供

よく通話する人にうれしいのが「無制限かけ放題」。キャリアだと普通ですが、格安SIMでオプションとしてつけられるのはQTモバイルの他には、ワイモバイルやエックスモバイルなどに限られます。

2500円と値が張りますが、このオプションをつければ気兼ねなく通話できるようになります。また、10分までかけ放題のオプション(月額850円)もあり、自分に合わせて選択できます。

【特徴③ 通信速度】
昼~夜にかけての通信が弱いが
唯一au回線だけが常時4Mbps超え

検証では各回線ごとの通信速度を24時間計測しました。その結果が下のグラフです。

au回線は常時4Mbpsを超えましたが、ドコモ回線とソフトバンク回線は昼から夜にかけて4Mbpsを下回ってしまうことに。4Mbps以下の通信速度だと、動画視聴やオンラインゲームなどで少しストレスを感じてしまうレベルです。

これが、3回線のなかで選ぶならau回線がベストである主な理由。1日中、速度が安定するau回線が正解でした。

au回線の詳細な速度表はこちらです。

▼au回線の通信速度

  • 時間帯: 0時台: 1時台: 2時台: 3時台: 4時台: 5時台: 6時台: 7時台: 8時台: 9時台: 10時台: 11時台: 12時台: 13時台: 14時台: 15時台: 16時台: 17時台: 18時台: 19時台: 20時台: 21時台: 22時台: 23時台
  • 通信速度: 12.95Mbps: 16.65Mbps: 17.425Mbps: 27.675Mbps: 43.85Mbps: 32.55Mbps: 18.925Mbps: 11.55Mbps: 19.325Mbps: 18.3Mbps: 13.3Mbps: 12.75Mbps: 5.55Mbps: 9.525Mbps: 10.5Mbps: 11.725Mbps: 4.275Mbps: 9.975Mbps: 14.35Mbps: 12.925Mbps: 18.65Mbps: 22Mbps: 18.15Mbps: 8.4Mbps

次はドコモ回線の速度表です。11時台から18時台まで通信速度が落ちてしまいました。

▼ドコモ回線の通信速度

  • 時間帯: 0時台: 1時台: 2時台: 3時台: 4時台: 5時台: 6時台: 7時台: 8時台: 9時台: 10時台: 11時台: 12時台: 13時台: 14時台: 15時台: 16時台: 17時台: 18時台: 19時台: 20時台: 21時台: 22時台: 23時台
  • 通信速度: 12.425Mbps: 20.325Mbps: 16.1Mbps: 14.775Mbps: 34.575Mbps: 33.225Mbps: 27.625Mbps: 24.3Mbps: 16.1Mbps: 25.8Mbps: 5.275Mbps: 2.95Mbps: 1.6Mbps: 1.7Mbps: 2Mbps: 1.575Mbps: 1.575Mbps: 1.575Mbps: 2.25Mbps: 5.125Mbps: 6Mbps: 13.318Mbps: 19.325Mbps: 14.7Mbps

最後にソフトバンク回線の速度表です。落ち込んだ通信速度は21時台になっても回復しませんでした。

▼ソフトバンク回線の通信速度

  • 時間帯: 0時台: 1時台: 2時台: 3時台: 4時台: 5時台: 6時台: 7時台: 8時台: 9時台: 10時台: 11時台: 12時台: 13時台: 14時台: 15時台: 16時台: 17時台: 18時台: 19時台: 20時台: 21時台: 22時台: 23時台
  • 通信速度: 12.905Mbps: 18.4Mbps: 17.042Mbps: 16.21Mbps: 19.152Mbps: 27.232Mbps: 12.458Mbps: 10.665Mbps: 3.835Mbps: 8.435Mbps: 1.91Mbps: 0.98Mbps: 0.655Mbps: 0.57Mbps: 1.52Mbps: 0.968Mbps: 0.75Mbps: 0.542Mbps: 0.558Mbps: 1.35Mbps: 3.665Mbps: 1.465Mbps: 7.07Mbps: 6.208Mbps

また、QTモバイルには通信速度の制御、いわゆる「3日間制限」があり、条件はタイプによって異なります。

●au回線(Aタイプ)
直近3日に通信量が6GBを超えた場合、通信速度が制限される場合があります。

●ドコモ回線(Dタイプ)
高速通信をOFF(最大200kbpsでの通信時)にしている状態で、直近3日に366MB(300万パケット相当)のデータ通信量を超えた場合、通信速度が制限される場合があります。

●ソフトバンク回線(Sタイプ)
連続する3日間にプラン毎に規定された通信量を超えた場合、通信速度が制限される場合があります。

ソフトバンク回線には明確な基準が示されていません。またバースト機能はなく、低速時は200kbpsとなっています。

【特徴④ サービス】
端末補償と有人チャットの
サポートがありがたい!

QTモバイルでは、持ち込んだ端末でも一律500円で補償してくれる「端末補償サービス(ワイド)」があります。1契約で最大5台まで登録できるのが魅力な点です。

月500円でスマホやタブレットを最大5台まで補償してくれるのは、非常に珍しいサービスです。ただし海外スマホは非対応だったり、細かい注意点もあるので詳しくは公式HPをチェックしましょう。

有人チャットによるサポートは年中無休。営業時間こそ短くなるものの、正月でも対応してくれるので、困ったときはすぐに聞くことができます。

その他のオプションサービスは回線によって微妙に差があります。詳しくはHPをチェックしてみてください。

●au回線
・転送電話:無料
・割り込み通話サービス:無料
・番号通知リクエスト:無料
・ボイスメール:無料
・国際ローミング:auの料金に従う
・国際電話:auの料金に従う
・留守番電話:300円/月
・スマート留守電:290円/月
・三者通話:200円/月
・迷惑電話撃退サービス:100円/月

●ドコモ回線
・転送電話:無料
・迷惑電話ストップサービス:無料
・国際ローミング:NTTドコモの料金に従う
・国際電話:NTTドコモの料金に従う
・留守番電話:300円/月
・スマート留守電:290円/月
・割り込み電話着信:200円/月

●ソフトバンク回線
・転送電話:無料
・割込通話:200円/月
・国際電話:ソフトバンクの料金に従う
・国際SMS:100円/通(受信料は無料)
・留守番電話:無料
・留守番電話プラス:300円/月
・スマート留守電:290円/月
・ナンバーブロック:100円/月

●3回線共通
・スマホ安心サポート:300円/月
・安心フィルタリング:350円/月

【特徴⑤ 販売】
九州在住ならネットとセットで
契約してさらにお得に使える!

九州電力グループであるだけに、QTモバイルの店舗は残念ながら九州にしかありません。店舗ならば即日購入も可能ですが、基本は通販で購入し、電話とチャットでやりとりをすることになります。

また、QTモバイルの提供元QTnetが運営する「BBIQ光インターネット」とセットにすることでお得になるキャンペーンを実施していますが、BBIQの提供エリアも九州限定。

九州以外でもメリットはありますが、地域密着型SIMに近く、九州在住の人ほどメリットの多い格安SIMなんです。

BBIQを契約しているならば、Pontaポイントが毎月貯まるサービスもあります。

●可能な支払い方法
・クレジットカード:可能
・デビットカード:不可
・口座振替:不可(BBIQ契約者のみ可能)

●初期費用
・契約事務手数料:3000円
・SIMカード発行手数料:
230円(au回線)/341円(ドコモ回線)/337円(ソフトバンク回線)

QTモバイルを解約するには…?

解約するにはQTモバイルの問い合わせ窓口へ電話をする必要があります。ネットでは手続きできません。

また、au回線はSIM返却が不要ですが、ドコモ回線とソフトバンク回線は返却が必須と、細かい差があります。詳しくはHPをチェックしましょう。

違約金もそれぞれ異なるので要注意。au回線は利用開始月を含む13カ月以内では9500円ですが、14カ月以降は違約金がゼロに。MNP転出をしない場合はそもそも違約金はかかりません。

ソフトバンク回線もほぼ同じですが、MNP転出をしない解約の場合、「最低利用期間が利用開始月の末日まで」という規定があります。

ドコモ回線はがらりと変わって、月ごとに違約金が値下がりしていきます。

●MNP転出手数料
・au回線/ソフトバンク回線:2000円(2020年1月1日以降は3000円)
・ドコモ回線:3000円

【こんな人にオススメ】
短期間でも構わないから
スマホ代を安くしたい人向け

松田健人
the360.life編集部
松田健人 のコメント

QTモバイルを選ぶ利点は、やっぱり初年度の安さ。6GBで990円はかなり魅力的です。1年間だけ使うと考えると、他のサービスに比べて5000円程度お得に利用できます。

MNP転出をしないならいつ解約してもOKなので、例えば「仕事で半年間、新しい番号のスマホが欲しい」といった場合に料金をカンタンに抑えられます。1年で乗り換えするのを前提に、子どもに買い与える初スマホとして使うのもあり。使い所は限定されるかもしれませんが、とにかく安いので知っていて損のない格安SIMです。

九州在住の人は利点が多く、ネットのBBIQも安いので、セットで考えてみましょう!