シャンプーでは無敵の「MARO17」から新登場したボディソープはおすすめ?
メンズケアブランド「MARO17」より、新たにメンズボディソープが登場しました。
同ブランドのシャンプーは『MONOQLO』で毎年ベストバイを獲得しているため、いやがうえにも期待が高まります。はたして、その実力は？ ということで、その実力を男性美容のプロやニオイの専門家と徹底検証しました！
ネイチャーラボ「MARO17 ボディソープ パーフェクトウォッシュ」
- ネイチャーラボMARO17 ボディソープ パーフェクトウォッシュ
- 実勢価格: ¥876〜
- 内容量
- 450ml
MARO17のボディソープの検証方法は?
検証では、男性美容研究家の藤村さんと一般男性のモニター4名が使用感をチェック。
消臭力は、においかおり環境アドバイザーの石川さんがテストし、成分のチェックを元化粧品メーカー研究員の石渡さんが行いました。
また、試験片につけた疑似皮脂汚れを落とす洗浄力テストも行いました。
【テスト1:使用感】洗い上がりのもっちり感にプロもモニターも大満足
まず使用感に関しては、洗い上がりはすっきりしているのに、洗浄後の肌はつっぱらず、もっちりしっとり。時間が経っても肌がうるおっていると、モニターからもプロからも、こぞって高評価でした。
ほろ苦い柑橘系の香りも上品で高級感があり、高い評価となりました。
素早く濃密な泡が立ち、シャワーをかけるだけで洗い流せた。
洗い上がりが爽快ですっきりするのに、肌にうるおい感が残る。
こっくり濃厚なテクスチャーです。
手で泡立てただけで、もこもことした泡ができ上がります。メレンゲのようにきめ細やかな泡なので、肌当たりも非常にやさしいです。
【テスト2:消臭力】ベルガモット&レモンの香りで不快臭をマスキング
「MARO17 ボディソープ パーフェクトウォッシュ」は、洗い落としきれなかった汗臭や、お風呂上がりにかいた汗のニオイも香料でマスキングして（包み込んで）カバーするタイプ。ニオイと香料が混ざって微妙な香りになることもなく、ボディソープの爽やかな香りで不快な汗臭をしっかりと打ち消してくれました。
ニオイのプロである石川英一さんは、「強烈な擬似体臭のニオイさえも、爽やかな柑橘系の香りで包み込んで、いい香りに見事に変化させています」と「MARO17 ボディソープ パーフェクトウォッシュ」の消臭力に満点評価。
男性美容研究家の藤村岳さんが「質のいい香料を使っていそう」とコメントしたボディソープ自体の香りについて、石川英一さんは「男性向けに作られた香りではあるけれど、この香りがする男性を、女性たちは好むかも」と分析し、これまた高く評価しました。
消臭力は満点評価！ 柑橘系の香りが不快な汗臭を包み込んで打ち消しています。
擬似体臭をつけた試験片を使って検証
検証は、擬似体臭をつけた人工皮革の試験片を、水で薄めたボディソープ液で洗浄して行いました。
のちほど紹介する、以前の『MONOQLO』の検証でベストバイとなった「ギャツビー プレミアムタイプ デオドラント ボディウォッシュ」と比較したところ、残った汗臭は同程度で、皮革に残る香料の強さは「MARO17 ボディソープ パーフェクトウォッシュ」が上。消臭力はともに満点評価ながら、「MARO17 ボディソープ パーフェクトウォッシュ」が一枚上手の印象でした。
製品自体の香りもチェックしました
ボディソープを泡立て、製品自体の香りもチェックしてもらいました。時間の経過とともに、感覚的に存在感が薄れていく順応性の高い香りのため、香りが苦手な人でも安心して使えそうです。ただ爽やかなだけでなく、ほの苦さを感じさせる点が高級感たっぷり！
【テスト3:成分】石けん系の活性剤はまさに男性向き
成分テストの加点対象となる医薬部外品ではなく、肌への刺激が強めの石けん系の活性剤を使用しているため、成分評価は平凡。さっぱりした使用感になる一方で、肌に刺激を与える可能性があるエタノールが入っていないのは◯です。
保湿成分のヒアルロン酸Naなども配合されていますが、水溶性の成分は洗い流されて肌にとどまりづらいため、今回は加点とはなりませんでした。
男性向けのボディソープで使用される主な活性剤
「MARO17 ボディソープ パーフェクトウォッシュ」の活性剤は、洗浄力が高い傾向がある一方で、肌への刺激も強めな石けん系。成分表からは男性向けであることが強くうかがえます。
石けん系の活性剤を使用したこの製品は、まさに男性向けです。
【テスト4:洗浄力】シャンプーのような結果にならず
赤く着色した擬似皮脂汚れをつけた試験片を、水で薄めたボディソープ液に浸してかくはんし、擬似汚れの重量がどれだけ減ったかを精密に量って洗浄率を算出しました。
「MARO17 ボディソープ パーフェクトウォッシュ」は、洗浄力が強めとされる石けん系の活性剤を使用しているものの、洗浄率は37.0％。肌にボディソープをのせただけでは汚れを落としきれないので、体を洗う際はしっかり泡立て、濃密な泡でやさしくなで洗いをして汚れを落としましょう。
シャンプーでは得意としていた洗浄力はいまひとつ
今回の検証での洗浄率は37.0%。『MONOQLO』で以前行った液体ボディソープ23製品の検証結果の平均値（60.5%）を下回りました。
「MARO17」のシャンプーの洗浄力検証では、毎年試験片をピカピカにして驚かされてきた編集部としては、違った意味で驚きの結果。汗の分泌が多い、首、胸、背中、ワキなどは手でやさしくなで洗いをして汚れを落とす必要がありそうです。
ネイチャーラボ「MARO17 ボディソープ パーフェクトウォッシュ」検証のまとめ
- ネイチャーラボMARO17 ボディソープ パーフェクトウォッシュ
- 実勢価格: ¥876〜
- 使用感
- 消臭力
- 成分
- 洗浄力
さすがの「MARO17」使用感の良さは圧倒的で消臭力も高い
ネイチャーラボ「MARO17 ボディソープ パーフェクトウォッシュ」は、世の多くの男性が求めるすっきりとした使用感を満たしながら、「洗い上がりの肌がつっぱらずにしっとりする」とモニターからもプロからも大好評。
また、上品な柑橘系の香りで不快な汗臭を上手にカバーする消臭力も言うことなしでした。
一方、成分については減点につながるネガティブな点はないものの、医薬部外品ではないこともあって平凡な評価に。シャンプーでは優れた結果を残していた洗浄力検証でも苦戦を強いられました。
とはいえ、肌にうるおいを感じさせてくれるボディソープというのは、乾燥が気になるこれからの季節にはうってつけ。服を衣替えするように、秋冬のボディソープとしてぜひお迎えしたい一本です。
- おすすめポイント
-
- スッキリとしっとりを両立する使用感
- 上品な柑橘系の香りで消臭力バツグン
- がっかりポイント
-
- 洗浄力は弱め
- 内容量
- 450ml
ボディソープの過去ベストバイとの比較
気になる過去ベストバイのボディソープとの比較検証も行いました。
マンダム「ギャツビー プレミアムタイプ デオドラント ボディウォッシュ」
![MONOQLO: ベストバイ[リボンなし]](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/4/3/150wm/img_4338bbd94636913e97f68a6754792b3e23204.png)
- ギャツビープレミアムタイプ デオドラント ボディウォッシュ
- 実勢価格: ¥785〜
- 使用感
- 消臭力
- 成分
- 洗浄力
ベストバイ製品はさすがの好成績
『MONOQLO』で以前行った検証で、「1000円以上2000円未満の液体ボディソープ」のベストバイとなったマンダム「ギャツビー プレミアムタイプ デオドラント ボディウォッシュ」は、消臭力と成分が満点評価で、洗浄率も62.9％とまずまず。医薬部外品で殺菌成分も配合しています。
肌にやさしいボディソープを求める人におすすめです。
- おすすめポイント
-
- 消臭力と成分テストで満点評価!
- 内容量
- 380ml
- 香り
- ハーバルムスク
- 医薬部外品
- ◯
以上、ネイチャーラボ「MARO17 ボディソープ パーフェクトウォッシュ」の検証レビューでした。
実際に自分の体を洗ってみたプロも一般男性も、洗い上がりの肌にうるおいを感じた「MARO17 ボディソープ パーフェクトウォッシュ」は、肌がカサついて乾燥が気になる季節にぴったり。秋から春にかけて、もちっとした肌で過ごしたい人におすすめのボディソープです。
自分で購入して使ってもいいなと思いました。
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洗い上がりの肌がもっちりで、うるおいが感じられて気に入りました。