キッチン1人用電気調理鍋から“四角い袋めん特化型”が登場

心身ともにリフレッシュするには、ひと息つくことが肝心。そこで、雑誌『家電批評』が自分だけの楽しみ時間に使いたい製品を探しました。

電気調理鍋は、忙しいときでも手軽に料理が作れる便利なアイテム。最近ではコンパクトな「1人用」タイプが続々登場しています。

そんななか、サンコーが「四角い袋めん特化型」をうたう四角い調理鍋を発売しました。

今回は、そんなありそうでなかったサンコー「シメまで美味しい 俺のラーメン鍋」をテスト。袋めん以外もうまく調理できるのか検証しました。

キッチンサンコー「シメまで美味しい 俺のラーメン鍋」

サンコー「シメまで美味しい 俺のラーメン鍋」 イメージ

※画像はAmazonより

サンコー
シメまで美味しい「俺のラーメン鍋」
実勢価格:6781円

サイズ:W180×D175×H145mm・約1.35kg
容量:0.8L(満水時1.0L)

サンコー「シメまで美味しい 俺のラーメン鍋」実際に使ってみると、ラーメンはもとより、ほかの用途でもかなり使いやすい、おひとり様向け最強鍋だと判明しました。

というのも、小型の四角い形状が数々のメリットをもたらすからです。

小容量のため液体の沸騰がかなり早く、全体に火も通りやすいので調理時間を短縮できます。

また、1人分の材料がちょうど収まるほか、でき上がった料理は鍋に移し替える手間なく食べらるのも嬉しいポイント。これなら、仕事で疲れていても、料理する気になれるかもしれません!

サイズ感が絶妙!ラーメン以外も調理OK

サイズ感が絶妙!ラーメン以外も調理OK イメージ

▼テスト結果 

  • 総合評価  :A(4.0/5点)
  • 暮らし充実度:4.5/5点

▼おすすめポイント

  • 1人分の材料にぴったりのサイズ
  • 1人分の水分量で具材がしっかり浸る
  • 火力が強く温度の上昇が早い

▼残念ポイント

  • シンプルすぎて温度管理や調節がしにくい

【ラーメン】麺がスープにしっかり浸る

【ラーメン】麺がスープにしっかり浸る イメージ
  • 評価:優秀

四角い袋めんにジャストサイズ。鍋幅が狭く深さも浅いため、麺がしっかりスープに浸ります。お湯が沸くまでの時間も5分強とかなり早いです。

さわけん 氏
科学する料理研究家
さわけん 氏 のコメント

スープの量が少なくても具がしっかり浸ります。

【おでん】食べ終わりまでずっとアツアツ

【おでん】食べ終わりまでずっとアツアツ イメージ
  • 評価:優秀

温度を手元で調節できるので、電子レンジ調理のように異常な熱さになるのを防げます。食べ終わりまで保温できるのもうれしいです。

桃世真弓 氏
料理家 スーパーエコごはん研究家
桃世真弓 氏 のコメント

調理だけでなく保温用としても便利に使えます。

【すき焼き】1人分の収まりが◎

【すき焼き】1人分の収まりが◎ イメージ
  • 評価:優秀

1人分の分量をフツーのサイズのお鍋で作るとかなり寂しくなりますが、コレなら収まりが絶妙。食べ過ぎ防止にも役立ちそうです。

ここは惜しい:空焚きには注意が必要

ここは惜しい:空焚きには注意が必要 イメージ

電源ランプが見づらく、調理中なのがわかりづらいです。テストでは、加熱状態のまま鍋を外し、忘れてしまうという失敗も。空焚きしないように注意しましょう。

以上、サンコー「シメまで美味しい 俺のラーメン鍋」の検証レビューでした。

手間なく素早く“1人分”が作れてソロ飯を豪華にしてくれる本機。気になった人はぜひチェックしてみてください。

2人用ならシロカの電気調理鍋もアリ

2人用ならシロカの電気調理鍋もアリ イメージ

シロカ
おりょうりケトル
ちょいなべ SK-M251
実勢価格:1万1580円

シロカ「おりょうりケトル ちょいなべ SK-M251」は、過去のテストでベストバイを獲得した調理鍋です。

お湯を沸かすケトルとしても使用可能。ゲージに温度表示があり、ランプと音で加熱・設定温度到達を教えてくれるほか、鍋が取っ手付きなのも魅力です。

サンコー「シメまで美味しい 俺のラーメン鍋」より5000円高いですが、大容量なので2人用ならこちらがベスト。少人数用の電気調理鍋を選ぶときは参考にしてみてください。

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